自己紹介
このNoteについて
はじめまして。渡り鳥の研究をしている澤祐介といいます。
「渡り鳥」とは国境を越えて移動する鳥のことです。身近な鳥でいえばツバメやハクチョウ(オオハクチョウ、コハクチョウ)がそうです。
例えばツバメは、春から夏にかけて日本に渡ってくるのですが、秋、冬はどこで過ごしているのか考えたことがあるでしょうか??
日本には数百種類の渡り鳥が生息していますが、きちんと渡りのルートが調べられている種は、ほんの一握りです。
このnoteでは、私が現在研究しているコクガンとユリカモメを中心に、
・研究の成果
・渡り鳥の研究の裏側、苦労話
について、書いていこうと思います。
その他、渡り鳥が置かれている現状や、なぜ渡り鳥を研究しようと思ったのか、などつづっていきたいと思います。
略歴
1983年生まれ。2002年京都大学理学部入学。2006年京都大学大学院修士課程で動物生態学を学ぶ。卒業後は、アサヒビールのIT部門で働く傍ら、”鳥類標識調査員”として、隅田川のユリカモメ調査を実施する。2014年に、バードライフ・インターナショナル東京に転職し、国際的な渡り鳥保護の枠組みである「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFP)」に関連する保全プログラムに関わる。2016年にはEAAFPのガンカモ類作業部会で協力を呼びかけ、コクガンの渡りルート解明のための日米中国際共同研究を立ち上げる。2020年より、山階鳥類研究所の研究員に着任。
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ホームページ
著書
「コクガンの謎を追う」 2020年3月 雁の里親友の会発行
コクガンの渡りの謎を追いかける調査隊の物語です。鳥の不思議だけでなく、どうやって鳥の調査をしているのか?に焦点をあてた絵本となっています。本屋には並んでいませんので、ご興味のある方は、twitterなどでメッセージ下さい。