一般人sawaが星空ビジネスを始めるまで#2(動きだすのが大事)
実際に星空ビジネスをしている人から話を聞きました
観光資源として取り上げてもらい、地域に名を広めることが大切。地元のひとに知ってもらうことがビジネスを始める前にしなければならない。少なくとも半年くらいは活動を続けるとよいというアドバイスをいただきました。
始めは旅館が興味を示してくれ、この金額で星を見せてもらえませんか、ということで始まった。観望会を行うと、だんだん人が集まり、たくさんの人が集まっている様子を見た周辺の旅館も「何やってるんですか?」と興味を持ってもらった。旅館の組合にも話が広がり、複数の旅館で順番にまわって行っていた。というように、活動を始めたことで、周りに興味を持ってもらえて、声を掛けられるようになったということです。
星空を観光資源の一つとして考えることができると、地域の協力も得やすくなりますよね。
ホテルや旅館などの宿泊施設だと、宿泊プランに入れて行うということと、オプションで行うということが考えられますが、もともとオプション制を取り入れていない宿泊施設だと、それを取り入れるということ自体がハードルが高くなってしまいますよね。なかなか難しいところです。
どうやってお金をいただくか
宿泊施設のプランなどに入るような形であれば、宿泊施設との契約という感じになると思いますが、オプションという形だと、そこだけで料金が発生するので、お客さんからは抵抗感があるような気もします。どうやってお金をいただくかということは、ビジネスに置いては大切なことですよね。今まであまり意識していなかったので、今後はそういうことも考えながらいろいろな世界をみたいと思います。
最近では、QRコード決済もあるので、これからは個人からも料金をいただくということができるようになっていくのかなと感じました。そうすると、観望会スタイルだと誰からいただくのかということを考えてしまいます。星空を見ているだけなら、通りすがりの人も見れるわけですし、望遠鏡を覗いた人からということなのか、一回覗いたからなのかとか難しいです。
星空ビジネス自体がそんなにたくさん事例を聞かないので、イメージしづらいですが、自然体験とかネイチャーガイドなどのビジネスを考えると、解説をして、その世界の案内をするということや、その場を設定して集まること(参加すること)ができるというようなところが、料金を払うかどうかということになっていくのかなと感じました。
QRコードなどでの個人決済の場合は、有料エリアを区切るということや、時間を限定するなど、わかりやすい形にして、お客さんの間で不公平感が産まれないようにするということ、もしくは、投げ銭のようにして、払いたいと思った人だけ払う、というようなシステムにするのがいいのかと考えていました。
まずは動きだすのが大事
どちらにしても、いろいろ考えているだけでは、前に進めないので、まずは新しいビジネスを始める前に、知名度を高めたり、周りに認めてもらったりできるように、天体観望会などの活動を始めるということが大切だと感じました。まずは近所の方と一緒に星空を見ること、それから近くの公園や自治体の公共施設などで天体観望会を開く、お祭りなどのイベントに合わせて天体観望会を開催できないか相談してみるなど、少しずつ動いていきたいなと思っています。
星空ビジネスに興味を持っている方、起業についてアドバイスしていただける方はぜひぜひコメントお待ちしています。