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【漢方的食養生】お酒を飲むときは上手に活用したい「養生おつまみ」〜二日酔い対策におすすめの食材とは?〜
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忘年会&新年会・一年で一番お酒を飲むシーズン
やっと緊急事態宣言もあけて、飲食店での様々な規制もまだ完全ではありませんが、解除されてきました。
先日友人にあったら「忘年会が4日連続だよ・・・」とぼやいておりましたが、感染予防にはもちろん注意をしながらですが、日常が少しづつ帰ってきている感じはやっぱり嬉しいですね。
そんな状況もあり、コロナ前程では無いにしても外でお酒を飲む機会が昨年よりは増えそうという方も多いと覆います。
この時期に相談が増えることの一つが『二日酔い対策』
noteでは「悪酔いしにくい・二日酔いしいくいお酒の楽しみ方」について2回にわけてお届けしました。
(初回のnoteはこちらから)
https://note.com/sawataya/n/neb4187930d1b
(2つ目のnoteはこちらから)
https://note.com/sawataya/n/n221341a2c9bb
お酒の飲み方に注意をするのは悪酔い対策の基本ですが、けっこう大切なのがお酒を飲むときのお食事のとり方。
悪酔い対策におすすめの食べ合わせはこの時期に多いご質問です。
そこで今回は
お酒を飲むときは上手に活用したい【二日酔い対策】におすすめの食べ物とは?
というテーマでお届けしたいと思います。
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今回はお酒の飲む時期におすすめの「おつまみ」について
適量であれば心とカラダにとってプラスにもなるお酒を楽しむためにおすすめのおつまみをご紹介したいと思います。
【冬野菜の代表も実は超おすすめのおつまみ】
『二日酔いしないように料理で何か食べると良い物ありますか?』
と聞かれた時迷わず僕が答える食材があります。
それは
『白菜』
です。
冬野菜の代表であり、多くの方が冬場は鍋料理なので食べると思います。
実はこの白菜、お酒との相性は抜群なのです。
白菜は、「本草綱目」という古代より伝わる中国の書籍で
「食すると肌が潤い」
「内臓に効く」
「排泄が滑らかになる」などの働きがあるとされております。
また、消化を促進し胃腸を整える「消食下気」
酒の毒を解消する
「解毒種」
という働きがあるとされています。
栄養学的にも、白菜はビタミンCを多く含んでいる野菜としても有名で、ビタミンCはアルコール解毒作用があるといわれており、疲れた肝臓も助けてくれます。
鍋物、漬物、炒めものなど、冬場の宴会で必ずと言って良いほど登場する野菜なので、二日酔いが心配な人は積極的に食べると良いでしょう。
白菜自体はカロリーが殆どないというのも良いですね。
白菜の注意点は体を温めるタイプの食材ではないので、冷え性の方はお漬物のように生で食べたりするよりは鍋に入れたり、スープに入れたり、炒め物にするなどして食べると良いでしょう。
食べ合わせは胃腸を温めてくれる生姜のような温性の食べ物と一緒に食べるのがおすすめです。
【意外な果物もおすすめ】
白菜の次は意外と思うかもしれませんが定番の果物もおすすめです。
その果物とは
ビタミンC、クエン酸が豊富な
『グレープフルーツ』
グレープフルーツは日本では輸入されたものが殆どで1年中食べることができる果物です。
実は白菜と同様に、アルコール解毒作用を助けてくれるビタミンCを多く含んでいます。
また、クエン酸も豊富で、唾液や胃液の分泌を活発にするため、消化促進なども助けてくれます。
さらに果糖は、ビタミンC同様にアルコール分解をサポートしてくれる成分ですので、飲酒の後にはオススメの食材といえるでしょう。
薬膳的な働きでは、グレープフルーツはストレス疲労等で巡りが悪くなる、気の巡りを整えて自律神経系からも胃の機能を回復する「行気和胃」
酒の分解を促進して二日酔いを解消する「解毒」という働きがあります。
また、漢方的理論では
「酸味は肝を助ける」
と言われており、酸味が抱負なグレープフルーツは漢方の五臓の一つ、お酒と関係深い
「肝」
の働きをその酸味で助けてくれます。
グレープフルーツも白菜同様に栄養学的にも、薬膳的にも実は二日酔い対策として有効な食材なのです。
お酒を飲んだ後にそのまま食べるのが一番ですが、グレープフルーツジュースやグレープフルーツの果汁がしっかりと入ったゼリーなどを食べても良いでしょう。
お酒を飲んだ翌朝の朝食の時に食べたり、飲んだりするのもオススメです。
飲みすぎてはいけませんが、100%のグレープフルーツジュースでお酒を割ってのんだり、絞ってお酒に入れて飲むのもおすすめです。
【楽しくお酒を嗜むために】
今回はお酒を楽しむためにおすすめの食材をご紹介しました。
白菜、グレープフルーツというのは意外だったかもしれません。
これ以外にも果物だと柿はおすすめの解毒酒食材です。
旬の時期しか食べれませんが、サラダなどに入れてお酒を飲むときに一緒に食べたり、前後で食べたりするのも良いでしょう。
そして定番ですが「しじみ」と「枝豆」
しじみはお酒で火照ったカラダの熱を沈めてくれたり、肝機能を高めてくれるので、お酒を飲んだときのシメや、翌朝の朝食でしじみの味噌汁やお吸い物などを飲むのは定番ですよね。
また「おつまみの代名詞」ともいえる枝豆は疲労回復、むくみ防止などの薬膳的な働きがあるだけでなく、豆でタンパク質が豊富。実はお酒はタンパク質と一緒に食べるとアルコールの分解が早くなるので、そんな面でも枝豆はおすすめなのです。
せっかくの楽しい時間。翌日にダメージを残さないためにもお酒の量を程々にすることはもちろん大切ですが、おつまみなどもちょっと工夫してお酒の時間を楽しみましょう。
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