漢方的・子供の『おねしょ』対策とは?
どうも!
先日我が家のニャンコが『オヨネコぶーにゃん』のようになったらどうしようか悩んでいると言いましたが、実はオヨネコぶーにゃんのようになりそうだったのは自分ということに気がついた
さわたや薬房の早川です。
#ネコならぶーにゃんで犬ならししまる
よく考えるとうちのニャンコはシャムミックスと言われるシャム猫となんかのMIXなので多分あんまり太らなそうです。体重はかったらシュッとしてました。
ニャンコの目線が『ぶーにゃんはあんただろ』と語っていました。
今日も鉄の意志を振り絞って走り続けたいと思います。
さて、先日『中医学Zoom』という人気の無料漢方セミナーにお呼ばれして秋バテについてお話をしてきたのですが、その時のご質問に
『全く関係ないのですが・・・子供が火遊びするとおねしょする、というのは中医学的にはどうなんでしょうか?』
という質問がきて、確かにセミナーテーマが夏バテ&秋バテなので1mmもかすって無いですが(笑)面白い質問だったのでちょっとセミナー中に取り上げました。
これ、迷信の一つで『夜中に爪を着ると蛇が出る』『夜中に口笛吹くとおばけが出る』など
『そんなことあらへんやろ〜』と大阪の人ならいいそうですが、爪切りと蛇、口笛とおばけはよくわかりませんが、火遊びとおねしょは意外と関係なくもありません。
そこで今回は子供のおねしょについて取り上げたいと思います。けっこう悩んでいる方も多く、漢方相談で多いお悩みです。
漢方的・子供のおねしょ対策とは?
というテーマでお届け致します。
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『火遊びするとおねしょする』を中医学的に考えると・・・
今回はおねしょについて中医学、漢方的に考えてみたいと思います。
中医学ではおねしょの原因の一つは排尿と関係深い『腎の弱り』と考えます。
前述の中医学Zoomのセミナー中に、セミナーを主催してくれている中医学界の貴公子・田中友也先生が解説をセミナー中にしてくれましたが、中医学の基本的な整体観念に『五臓』という考えがあり、カラダの様々な機能を
肝・心・脾・肺・腎の5つに分ける考えがあります。
おねしょと繋がり深い『腎』はその字からも分かる通り腎臓含めて膀胱など排尿と関係が深い場所でもあり、実は『成長・発育・生殖機能』とも関係が深いのです(なんとなくのイメージで良いのですが腰周辺にあるもの、という感じです)。
そして火遊びとおねしょですが、実は腎は感情の
『恐怖』
を感じると機能が低下すると考えます。
恐怖でチビってしまう、というのはあながち冗談ではなく中医学的には恐怖と排尿はつながっているのです。
火遊びは一歩間違えると大惨事を招きます。今はもちろんですが、昔の火事は今のように消火設備もなく、消防署もなく、家も燃えやすい材質で作られており、日本中の街で大火による被害が出ていましたのでかなり怖い思いをしたことでしょう。
なので
火遊びー怖いー腎の弱りーおねしょ
という部分では繋がりがないわけじゃない、と僕も思います。
この考えでいくと子供に厳しくしつけをしすぎて恐怖心を与えてしまうとおねしょしやすくなるかもしれませんから、おねしょしても厳しく叱ったりしないで子供に罪はないので、優しく接しましょうね。
でも、おねしょした布団を洗ったり、片付けたりするのは本当に大変なので、つい怒ってしまいますよね。
おねしょ=ストレス・じゃない
おねしょ自体は中医学では腎の弱りからカラダが冷えている子もなりやすかったり、元気不足でおしっこをカラダに留めておけないなどの理由があげられます。
よく『保護者が子供にストレスを与えているから』と言われますが、それが原因になることよりも、冷えや元気不足、寝る前の水分過剰摂取&冷たいもののとりすぎが圧倒的に多いので『子育ての仕方が悪いのかな?』などと自分を攻める必要は無いと思います。
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