見出し画像

猛暑の過ごし方【漢方的セルフケア】

『暑い』

という言葉を口にしたら罰金刑に処されるとしたら大変なことになりそうな日本列島ですが、そんな猛暑、いや酷暑に負けないためにも元気なカラダでいることが大切です。

そこで今回は

猛暑の過ごし方【漢方的セルフケア】

というテーマでお届けいたします。

☆頭を熱からちゃんと守っていますか?

さて、それでは今回の本題にさっそく移りたいと思います。

今回は猛暑の過ごし方についてですが、Twitterで仲良しの薬剤師『ましもん』こと眞下やすお先生がツイートされていたのですが、酷暑の中、薬の配達をするということであまりの暑さだったので、合わないとわかってはいても白衣の上に防止をかぶってでかけた、という内容のツイートをされていました。

猛暑の症状の中ではシンプルですが意外とやってないのが

『帽子をかぶること』

そして

『首にタオルを巻くこと』

だと思います。

特に男性は髪の毛を立たせる方が多いので女性に比べると帽子をかぶっている方がかなり少ないと思います。

『仕事がスーツだから帽子なんかかぶれない』

という方も少なくありませんが、スーツに帽子を合わせるっってたしかに難しいですが、今はそんなことを言っている場合ではありません。

カッコいいとか悪いとかでなく、異常な程暑い日は帽子や日傘で頭を日光から守ることはとっても大事なことです。

脳は頭のコンピュータなので、パソコンと同じく非常に熱に弱い場所です。

直接強烈な日光にさらさないように気をつけましょう。

白衣に帽子
制服に帽子
スーツに帽子

そして
おじさんでも日傘

恥ずかしいとか、かっこ悪といか言ってないで
外を歩くときは安全第一

ファッションは痩せ我慢ではありません。

また、日差しが強い時は首筋がかなり日焼けしてしまい、体温が下がりにくくなるので、タオルを首からかけておくのはかなりおすすめです。

タオルは汗ドメにもなるのでかなり効果的だと思います。

ぜひ帽子とタオルでカラダを熱から守りましょう。

☆暑さ対策は視覚や聴覚も大事

次は視覚や聴覚での暑さ対策。

暑い時はできるだけ涼しくなるものを見たり聞いたりしましょう。

暑苦しく胸苦しくなるようなものでなく

綺麗で、爽やかで、スッとするようなものを見たり聞いたりしよう。

川のせせらぎの音

海の波の音

雨の音など

水に関する音や画像は見たり聞いたりするだけでも少し涼しくなります。

音声と言えば

音楽でも暑いところの伝統的な音楽

ハワイアンやボサノヴァなどは

スローペースで気分も落ち着きます。

また暑さは気分を非常に苛立たせます。

暑さでまさに『頭に血が昇りやすい』

そんな状態になっているので少しでもそんな気分の和やかにしてくれる、緩めてくれる音楽が良いですよね。

暑い国の音楽はラテンのビートじゃありませんが、思いっきり踊って発散するか

まったりするかだと思うので、今のような猛暑の時期はまったり音楽を選びましょう。

普通の暑さの時は踊りたくなるような音楽も汗をかいて発散させてくれるので良いですが、40℃近い酷暑の時はできるだけ緩やかな音楽が良いと思います。

☆夏は陽が極まる時期

こんな暑い夏は、外気が高温で熱を持っていいるため、中医学の陰陽で言うと陽が極まっている時期です。

そんな時はカラダまで興奮する交感神経が優位なると思いますよね。

自律神経は興奮させる交感神経が陽

のんびり癒やす副交感神経が陰なので

陰陽のバランスをカラダと気候で中庸の状態、バランスが取れた状態にするのであれば

外気が夏のように暑く、陽の時はカラダは陰(副交感神経優位)

副交感神経を優位にしたほうが良いので、夏はできるだけのんびり、ゆっくり、まったり過ごすようにしましょう。

今回は酷暑を乗り切るための養生についてお届けしましたが、本来であれば暑い時間帯に仕事したり、出かけたりするなど、活発に活動するなんて動物では人間だけです。

他の動物は暑さでカラダを壊さないようにひっそりと過ごします。

南国や亜熱帯の国では気温が高い日中はゆっくりとカラダを休めて、朝方や夕方から夜にかけて涼しい時間帯になったら活動を活発にするというのはある意味自然の理にかなっていると思います。

もともと人間のカラダは冬は寒さから身を守るために交感神経が優位、夏はカラダの筋肉を緩めて発汗などをおこなうため副交感神経が優位になる季節なので、それに合わせてできるだけ生活をしましょう。

☆酷暑の水分補給法とは?

最後の暑さに負けないための養生法は水分補給についてです。

猛暑になると何かと水分摂取の話になりますが、

水分は1日○リットル飲まないとダメ

ではなくて

『喉が渇いたら適量を少しづつ飲む』

という基本中の基本を酷暑のときでも行いましょう。

必要な水分量は体調、体質、気候、発汗量などで異なります。

喉が渇いてないのに無理して水飲んでいるのは人間だけ

自然か?不自然か?で考えるとわかりやすいよね。

必要な水の量はカラダに聞いてみましょう。きっと教えてくれますよ。

ということで今回はあまりにも暑いので、少しでもこの酷暑を楽にしてくれる

猛暑の過ごし方についてお届けしました。

☆7月のオンラインセミナー☆【漢方的ストレス対策】

『最近なんかイライラする・クヨクヨしやすい・・・』

7月のオンラインセミナーは暑さでイライラもマックス!?漢方的ストレスケアについてお話しいたします。

7月27日(水)20時より開催
参加費:1000円
詳細・お申し込みは専用HPをご覧ください。


※noteマガジン『コータの漢方Labo』にご登録の方は月額500円のマガジン購読料でセミナーに無料でご参加いただけます。noteマガジンもぜひ御覧ください。

◆お知らせ◆

☆漢方の知恵を活かして『なりたい自分』を応援する『さわたや養生茶シリーズ』&『さわたや養生おやつシリーズ』オンラインストアーにて好評販売中



☆全国どこからでもオンラインにて相談可能・漢方相談・健康相談のお申込みは『漢方専科・さわたや薬房』HPよりお申し込みください。

☆Twitter&Instagramなどコータ先生が提供する各種コンテンツのリンクはこちらから


☆アーユルヴェーダアドバイザー・土井今日子さんとのコラボ番組
「キョーコとコータのあーゆる漢方Labo」
You Tubeにて最新エピソード「月経編」を配信中です。


☆Podcast番組【コータの漢方RADIO】
好きな時に聞ける音声メディア・Podcastにて毎日漢方的養生番組配信中〜Spotify・ApplePodcastなどにて配信中

・Spotify


・Apple podcast 

ここから先は

0字
『毎日をできるだけ健康的に過ごしたい』 『自分にあった健康法を知りたい』 『薬膳や体質にあった食事のことが知りたい』 『ストレスのセルフケアをしたい』 そんなお悩みの解決になるような心とカラダの健康サポート情報を漢方と健康相談の専門家・国際中医専門員の早川コータが配信する有料のコラムが読み放題のマガジンです。 美容・メンタルケア・カラダのケア 幅広いテーマで皆さんの健康をサポートいたします。

【週刊誌1冊分の金額でオンライン漢方セミナー&有料記事が読み放題】 ☆オンライン漢方セミナーと有料記事がセットになったお得なマガジン☆ …

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?