フリーランスとして歩み始めて半年。多分「卵巣がん」っぽいです。#12

こんにちは！卵巣がんステージⅠ(仮)闘病中のさわです。
来週、がん確定後の再手術のために入院するのですが、それまでに前回の入院の様子は全て投稿してしまいたいので、ここからは小話もそこそこに、一気に記していきます！

入院5日目（術後3日）

朝方、新生児の泣き声で目が覚めた。
可愛いな～。一生聞いていられる。
術後は驚くほど目覚めが良くなった。自覚はなかったけど、いつも目が覚めた後に倦怠感があった。眠ったのに疲れが取れないような。やっぱりがんが悪さをしていたのかな。
ということで、朝早く目覚めたせいで暇すぎて脳内で赤ちゃんのお世話をしたｗ(意味がわからない)
一方で、もし私と同じ状況で子どもを望んでいた人が入院していたら赤ちゃんの泣き声は辛いだろうなと思った。
私は30過ぎた辺りで、体力的に出産はもうないと思った。それに子育てにとことん興味やこだわりがなかった。食べさせておけばその内大きくなるべ〜くらいの気持ちで子育てしていた。そんな適当な母の元でも(今のとこ)良い子に育ってくれた息子が愛おしい。

朝ごはん。
昨日より全然食べられるけど、疲れる。食べるのにも体力がいるんですね。
かじるのに疲れて小松菜のソテーは途中で諦めた。

午前中に術後はじめての診察。
術後の内診は出産したときのイメージがあって痛いんじゃないかと怖かったけど全然痛くなかった。息子を出産した時は何か（胎盤？）が残っているとかでぐりぐりされてそれが痛かった。
無事にシャワーのOKが出たのでさっそくシャワーへ。腕の大怪我の経験があるので、あまりビビらず開腹手術の傷もゴシゴシ洗った。というか、何もかも怪我した時の方が痛かったわ…。幸か不幸か、怪我の経験のおかげで手術も怖くないし役立っているｗ

お昼ごはん。
疲れていてあまり進まなかった。シャワー疲れでしょうか。

ごはんを食べている内に看護師さんに汚れていたシーツを交換してもらった。「明日帰れると良いですね！」と明るく言われたけど、え？明日？！T先生からは明後日と聞いていたのに早すぎ！

どうやら明日の血液検査の結果次第で帰れるらしいです。

お昼過ぎ。
家族と術後初の面会。
明日帰れるらしいと報告すると
父「そんな状態で帰って来られても…もう少しいた方が」
だよねー。
我が家には難病で歩行困難な母、ダウン症の叔父がいるので、それに加えて術後ヘロヘロの娘に帰って来られても父の負担が大きすぎるのです。
面会の制限時間は15分。入院延ばせないか先生に聞いてみるわということで解散。15分なんて用件だけ話してあっという間。

面会を終えて病室に戻ると、事件！携帯がない！！！
どうやら家族に渡した荷物の中に自分の携帯を忍ばせてしまったようだ…。

慌てて公衆電話から父の携帯に電話をかけたけど、番号通知しないと通じない設定になっていて10円吸われた。番号通知してかけ直すといくら鳴らしても出ない。
少し時間を置いて帰宅した頃に自宅へかけてみると、こちらも番号通知！面倒くさいな！！またまた10円吸われた。自宅にも番号通知してかけ直したけどやっぱり出ない。

夕方にもう1度電話してダメだったら諦めることにしたけど
あ！パソコンからLINE！！（パソコン持ち込んでました）
助かった～と思ったのも束の間、携帯認識必要なんかーい！
今手元に携帯がないから使いたいんだけどな？
パソコンのLINEもこまめにログインしておこうと思いました。

15：00 何と！父からさっき電話をかけた公衆電話に折り返し。
公衆電話の呼び鈴にたまたま看護師さんが気付いてくれて繋がりました。
おっちょこちょいのおかげでこの日家族とは2回会えました。
息子「また会えたね」とにこにこ嬉しそう。かわいいｗ

17：00 夜まで起きているつもりだったのに携帯電話事件の後、疲れ果てて寝ていました。痛たた…まだ痛み止めは必要らしい。（とメモに書いてたから痛くて目が覚めたのかな）

痛くてもお腹は空く。夕飯は18：00。
さっきは家族が持ってきた差し入れのヨーグルトとプリンとチーズケーキ、食べられないって返したけど貰っておけば良かったかなと後悔。
ここでお楽しみアイテムが活躍！入院前に会った友人からの東京土産。元気になったらコーヒーのお供として食べるつもりだったプチケーキ。

久しぶりに味のある食べ物を食べたな～という感じ。内緒にしていたけど病院食はものすごく薄味。

夜、とにかく眠い。痛みも和らいで気分も落ち着いたおかげかな。日々回復する自分の身体がとにかくおもしろかった。

～良いことではないのですが、たくさん♥️押して頂けたら嬉しいです！～