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ストレスに強いタイプとは
人間はストレスを感じるとコルチゾールが分泌され、コルチゾールが過剰に増えるとうつ状態や不眠になります。
コルチゾールが瞬間的に分泌される分には問題ではないので、大切なのはコントロールする事です。
そのため、コルチゾールをコントロールするテストステロンを分泌させるのが大切なのです。
テストステロンの分泌量が多いのは心臓が強い火タイプで、心臓が強い人ほど筋肉は肥大しやすくなります。
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テストステロンは骨の形成や筋肉の増加などの作用があり、筋トレなどで分泌が増えます。
そのため、普段から筋トレを行う習慣のある人はテストステロンの分泌が盛んでストレスに強くなるのです。
テストステロンが多いと新陳代謝が活発になり、免疫力も向上するので悩みも減ります。
さらに幸福感をもたらすエンドルフィンを分泌させるため、筋トレにはまる人は幸せを感じながらストレスを軽減しています。
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また、テストステロンは睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を促進する効果があるので、質の高い睡眠を得やすくなります。
そして、質の高い睡眠はコルチゾールの分泌量をコントロールするので、ストレスから回復させる働きがある事が分かっています。
コルチゾールが増えすぎると睡眠が浅くなるので、深い眠りを誘うためには運動が必要となります。
筋トレをして適度に身体を疲れさせることは、睡眠の力も借りて二重の意味でストレスの解消に役立っているのです。
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女性にもテストステロンは少量ですが存在し、卵巣や副腎から分泌されています。
テストステロンの一部はエストロゲンに変わりますが、女性の体内でテストステロンが増えすぎると顔の毛や体毛が濃くなったり声が低くなったりします。
女性にとってもテストステロンは必要で、少ない人には更年期障害が起こりやすい事が分かっています。
また、PMSなどの問題も起こりやすいので、女性もヨガやウォーキングなどの軽い運動を習慣にする事でストレスに強くなります。