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✅30代女性【3歳娘と向き合えてない】を選択理論でコーチング人生案内#11

 自己肯定感の低い30代の専業主婦。3歳になる娘と向き合えていない気がして悩んでいます。

 成績だけで選んだ大学を出て就職したものの摂食障害になり、結婚を機に退職。娘には私のようになってほしくなくて、本を読んで自己肯定感を培うために大切だと思ったことは子育てに取り入れてきました。

 娘はかわいくて大好きです。なのに一緒にいると疲れてしまいます。「こうあるべきだ」に縛られて何が正解かわからなくなったり、娘の遊び相手を純粋に楽しめなかったり。娘を通して自分を見ている感覚があり、娘にも伝わってしまっているのでは、と思います。

 娘との時間を心穏やかに過ごせるには、どのように心がければいいでしょうか。子どもに執着、依存してはいけない、私も自分の人生を生きなければと思い、専門学校に通うことを決めています。(愛知・W子)

(2022年1月25日読売新聞)

【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】

相談者の「困りごと」

・「自己肯定感」「正解」などに振り回され、「子育て」を楽しめず、娘と一緒に居ると疲れてしまう自分に困っている。
・「子育てはこうあるべきだ」に縛られて、「子育て」に振り回されており、自分の人生を生きることができていない。

相談者の「願いごと」

・「子育てはこうあるべきだ」に縛られず、子どもに執着したり、依存せず、娘にしっかりと向き合い、娘との時間を心穏やかに過ごしたい。
・自分も、自分の人生を生きたい。

【次のようなコーチングモデルで考えています】

「自分の考え方や見方、行動は、自分が変えようと思えばいつでも変えられる」
と考えてみましょう

【相談者の困りごとのパターン】を見ましょう

・「自己肯定感」「こうあるべき(正解)」「完璧主義」に振り回されて困っている。
・「完璧主義の自分」と「自己肯定感の低い自分」が、お互いに振り回し合っていて困っている。
・自分の人生を生きたいという願いごとを叶えたい。

【心に響く回答者(大日向雅美さん)の言葉】

常に高い目標を目指しつつ、自己肯定感が持てなくてさらにご自分にむち打っているようで、痛々しくも思えます。

・子育てで大切なことは子どもに何かを与えることではなく、子どもがその子らしく育つ力を奪わないことです。あなたの真面目さに心配なことがあるとしたら、あまりにも完璧を求めすぎることではないでしょうか。それはご自分にだけでなく、やがてお子さんに対しても過剰な期待を寄せることになりかねません。

・自己肯定感とは、(略)あるがままの自分を受け入れることです。

【本人の答えを引き出す質問】を3つ考えました

精一杯がんばりながらも、苦しんでいる「自己肯定感の低い自分」を、ご自身として、どういうふうに励まし、応援してあげたいですか? もし、他の人が苦しんでいたら、どういうふうに言ってあげますか?

・精一杯がんばりながらも、苦しんでいる「完璧主義の自分」を、ご自身として、どういうふうに励まし、応援してあげたいですか? もし、他の人が苦しんでいたら、どういうふうに言ってあげますか?

・もし、何の制約もないとしたら、どんな「自分の人生」を生きてみたいですか? 10点満点で、10点の人生とは、具体的に、あなたにとってどんな人生でしょうか? もし、それが少しでも叶えられたら、今と変化がありそうですか?

今回は以上です。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。



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