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行動したいのにできない、本当の理由とは?

人見知り・コミュ障・オクテの自分を変えずに世界が変わる
心のセキュアベース(安全基地)、
ストレスクリア®コーチのさわもと ひでのぶです。

今日はとあるセッションの話をします。

ある40代後半の男性がいました。

その方は行動することが大切ということがわかっていながら
なかなか行動できなかったり、またはいったんは進んでみるものの
成果がでる前にやめてしまう・・・こんなパターンの繰り返しでした。

普通であればどうすれば行動できるようになるのか?
普通のコーチングであれば、そこから考えるところですが、
実はそれよりももっと大切なことがありまして。

それは、「行動したいのにできない」その奥には、
どんなことを大切にしているのか?を知ること。

これは別の言い方をすると「第三の視点」といいまして、その視点から
自分の今までの課題を俯瞰することで解決するということです。

そして、この男性の場合は、何が大切だったのか?
何を重要視していたのか?

それは「他人の目」でした。

他人の目を氣にするから「行動したいけどなかなかできない」
それはそうですね、自分がやりたいからではないのだから。
逆に自分がやりたかったことは他人の目を氣にすることだったのです。

他人の目や反応を見ることがその人にとって重要だった。

ですから、行動するしないも他人の目がファーストなんです。
当然、成果が出ても出なくても他人の目がファーストだった。

そして、もう1つありました。
それは、他人をビックリさせたいことであり、
「エー!?」と言わせたいことだったのです。

例えばですが、その人は運動や勉強など、
何か新しいことをはじめたとしても、
それを他人に教えません。

なぜなら、はじめるだけならだれでもできるからです。

そして、はじめたことが一定の成果が出たときに初めて人に言う。

それはその人がビックリする顔を見たいからであり。
「エー!?そうなの!?」というリアクションがほしいんですね。

はじめたときに言っても、相手の心には残らずにどうせ忘れられるんです。
それにいざ途中でやめてしまったときには何を言われるかわかりません。
そう!ここでも他人の目を氣にしてしまっているわけです。

この瞬間、自分でわかってしまいました。
なぜ行動したくても自分でブレーキをかけてしまうのか

それは、結局、他人の目を氣にしているから。

この第三の視点に、自分で氣づいてしまったので
行動するとかしないというのはもう重要ではなくなってしまいました。

彼の葛藤の悩みは解消されてしまったわけです。

あなたにも、もし行動したいのにできないのであれば
まったく別の「第三の視点」に氣づくことが先ではないでしょうか。

あなたの参考になればウレシイです。
ほなまた!いつもおおきに!

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