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いしかわ動物愛護センター 視察見学

5月6日
GW最終日

今年の4月14日に
津幡町の森林公園内にオープンした
「いしかわ動物愛護センター」に
視察見学させていただく機会をいただいた

飼い主が見つからない犬や猫や
能登半島地震において
飼うのが難しくなったペットを保護して
新しい飼い主(里親探し)のもとへつなぐことを目的に
石川県が約8億3200万円かけて整備した施設です

真新しい建屋に
動物(犬猫)のマッチング室や
イベントも開催できる研修室
獣医師さんの診察室
飼育するスペースも見せていただきましたが
クリーンな環境で保護されている動物たち

約100匹までは保護ができるとのこと

能登半島地震においては
所謂「被災した」動物たちが優先にこちらに保護されている
ワンちゃんは ほとんど野犬
能登では野犬が多いと聞いている

猫ちゃんに関しては
出産した母猫と仔猫
または妊娠しているメス猫もいた

能登半島という立地において
獣医師不足や動物を飼う際に避妊去勢をしないで
外飼いをするということも多いと聞いている
(ちゃんと避妊去勢している方もいますし
家で飼っている方もいますが 高齢者の方や交通弱者の方には難しい)
そして多頭崩壊してしまっているお宅もあるワケで
こうした災害において
取り残される動物たちは多い
県内外から愛護団体の方 ボランティアの方々が
そうした残された動物たちの命を必死で救っていることも事実

東日本大震災や熊本地震においても
ペット防災について
わたしたちは考える機会を与えられましたが
まだ 道半ばなのか

こうして県が立ち上がり
動物の命をつなげてくださることはありがたいこと
ただ
100匹保護できると言いましても
あっという間に増えてくると思う
(すぐパンクするのではないかと思う)

子供の数より ペットの数が多いと言われる石川県
災害で浮き彫りになった課題ですが
本気で考えないといけないと思う

能登半島地震でペット防災に本腰を入れる
飼い主さんも徐々に増えてきているのも事実
いろんなことを想定して
子供を産ませないのなら避妊と去勢をする
ペット防災の知識を取り入れること

おそらく
こちらでもいずれ
ペット防災のイベントなど開催されると思います

施設の書庫には
ペット防災の本や
保護犬 保護猫の本なども陳列されていました
ご興味ある方はぜひ お訪ねされてみてください

トップページ | いしかわ動物愛護センター (aigo-ishikawa.jp)
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