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アスファルトに咲く花のように。と言いますが。

ここ最近の
ウォーキングコース
決まっております

毎度 気になるところがあるので
歩きながら
その姿を毎日見ながら考え深いなと思いつつ
早歩きの中 気になる箇所を横目で見ています

今年の1月1日の地震
(令和6年能登半島地震)
において
わたしが住む町も甚大な被害があったところがある

通行止めになっている道もあったり
液状化で地盤沈下
建物と地面に差が生じたところなど

公共施設や
「通行止め」という看板のあるところは
目につきやすいが
わたしのように
町を歩いてみないと気が付かないところもある

ウォーキングコースの県道
開通してまだ 日が浅いところですが
道路と歩道の間に
長く亀裂が入り深くV字形になっている

車の通行や
歩行者の安全には支障がないから
このままなんだろうけど

日に日に
亀裂から草が生えてきまして・・・
雑草の威力を思い知らされるだけでなく

半年
このまんまなんだなぁと

「アスファルトに咲く花のように」
という歌がありましたね

その前が
「涙の数だけ強くなれるよ」
でしたか

いい曲でした

困難に立ち向かう人や
何かにチャレンジしようとする方には
励みになる
そういう姿をリアルに見たこともあります

所謂「ド根性」的な自然な植物の姿に
心を寄せることもあったりしますが

わたしたちのような被災地にすると
アスファルトの亀裂は
あの日から時間がまだ止まっているように見えるわけで

確かに
安全面では支障がないから
このままなのであろう
もっと大変なところも多々あることも承知

もしかすると
わたしの住んでいる地域だけではなく
能登半島の至るところでは
このような箇所は数えきれないところがあるとも想像する

亀裂を見るたびに
あの日を思い出す

12月31日には戻れない
それはわかっている

亀裂から
のびのびと生える雑草を見ると
複雑な気持ちになるのは事実だったりする

もう半年なのか
まだ半年なのか

ちなみに
根性とは
その人の本来的に持っている性質
のことを言うそうですよ

みなさん それぞれに頑張っている
歯を食いしばって

だが
それは
「当然」ではないですよ

報われる日を待っているから
頑張れるんです
いつまで 待たせる?

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