さわかみ投信の研修制度について、詳しくお話しします!
「御社の研修制度について教えてください。」
「OJT制度は採用していますか。」
就職活動では、定番の逆質問です。
研修制度を軸にして、就職活動をされている方も多くいらっしゃると思います。
私自身も、就職活動では、研修制度について人事担当の方に質問をしていました。
しかし、人事の方が新入社員研修に携わっていることが少なく、
詳しい研修内容やスケジュールまで説明していただけることはあまりなかった印象です。
本音では、研修を受けた新入社員の方から直接お話しを聞ける機会があればなぁと思っていました。
この思いから、今回は、さわかみ投信に新卒入社した私が、当社の研修制度について紹介します。
当社に興味を持っていただいている方、応募を迷われている方など、本記事が少しでも参考になれば幸いです。
研修について
現在、私はご縁の窓口というセクションで電話応対をしています。
ご縁の窓口は、さわかみ投信のコールセンターのような役割を担っており、
主に投資相談や手続きの受付などをしています。
新入社員の配属先は、主にご縁の窓口となり、研修のゴールはひとりで電話応対ができるようになることです。
そのために、主にお客さま応対のマニュアルに沿って社員とロールプレイングをしたり、実際にお客さまからの電話に出たりしながら、独り立ちを目指します。
では、新卒社員の研修スケジュールの一部を紹介します。
4月 口座管理業務研修・ビジネスマナー/部署/理念研修
入社後、最初の1週間は、部署研修や会社の理念を確認する期間になります。
特に印象に残っているのは、運用調査部の部署研修で参加した運用会議です。
厳粛な雰囲気の中で、ファンドの組み入れ企業について真剣に討論が交わされていました。
お客さまの資産と投資先企業に真摯に向き合う社員の姿を見て、お客さま応対において必要な姿勢を学びました。
入社1週間後からは、アカウントチームというお客さまの口座を管理しているセクションにてお客さま接点や口座管理業務の流れ、システムの使い方などを学びます。
主に任される業務は、お客さま書類の精査や口座情報の変更などです。
口座管理業務では、細かいルールがあり、事務作業が苦手な私はとても苦戦しました。
ただ、マニュアルが完備されており、イレギュラーなことが起きても、すぐに調べたり、質問したりできる環境にあります。
アカウントチームの業務研修が本格的に始まると、午前中は口座管理業務を行い、午後は引き続き部署研修やビジネスマナー研修を受けました。
業務研修以外では「ひとつ必ず質問をする」という目標をたてて、何事にも興味を持って話を聞くことを意識しました。
5月 電話研修~入門・基礎知識編~
5月になると「ご縁の窓口」という電話応対のセクションでの研修が始まります。
私の研修担当の社員から、金融知識が浅かった私にも、投資信託や株式の仕組みなどから分かりやすい説明を聞くことができました。
また、基礎知識の説明だけでなく、お客さまの資産を預かるとはどういうことなのか、実例をもった説明もありました。
特に印象に残っているのは、当社で資産運用を行い、自己実現された方のエピソードです。その方は、資産運用を行ったことで、早期退職ののち、自分のやりたいことをお仕事にされているそうです。
私たちが提供するものが、お客さまの人生に影響を与えられることに大きな魅力と責任を感じました。
一方で、基準価額が下がってしまうと、不安に耐えられずに、そのまま口座閉鎖をされた方もいらっしゃるとのことでした。
私たちの応対ひとつで、良くも悪くも、お客さまの資産が大きく動くということを学びました。
6月 電話研修~実践編~
5月はロールプレイングにて基本の電話応対を練習します。そして、6月からは実際にお客さまからの電話に出るようになります。
はじめは、モニタリングと言って、研修担当の社員に電話を聞いてもらいながら応対するため、すぐにフォローしてもらえる状況です。
ですが、普段電話をしないので、電話が鳴るまでの待ち時間は緊張しっぱなしでした。
いざ電話に出ても、お客さまのご要件や状況によって、ヒアリングする内容や案内する内容が異なるので、瞬時に判断を求められる状況にストレスを感じていました。
ただ、その中でも、
「前回よりスムーズに案内できた」
「NISA制度について上手くお客さまに説明できた」
など自分の成長を感じられる場面も多くありました。
7月中旬、遂に研修修了
研修について感じたこと
・十分な研修期間
研修期間が4月から3か月間あったことを話すと大抵の人に驚かれます。
友人は入社前から研修を受けていて、企業によっては研修期間が3日間しかないそうです。
当社の研修は、就業時間以外に拘束されたり、タイトなスケジュールで研修内容を詰め込んだりすることはありません。
1日でも早く仕事に慣れて、独り立ちしたい!という人には長い期間かもしれませんが、
私は覚えが悪いタイプのため、3か月の研修期間にとても助けられました。
もちろん、努力・素質次第で、研修期間は柔軟に調整されます。
・手厚い指導
研修期間が十分なだけでなく、分からない時はすぐに調べられる、かつ教えてもらえる環境にあります。
また、分からないまま放置されることもないですし、
質問をするのに少し勇気がいる…といった環境ではないです。
私の場合、研修担当の社員が時間を取って、不安な点や確認したいことのヒアリングをしてくれました。
まとめ
3か月間の研修を経て、無事に電話応対ができるようになりました。
電話への抵抗はまだ少しありますが、以前よりは余裕を持って応対できるようになりました。
一般的な手続きの対応だけでなく、
NISA制度の説明や投資信託の概要を拙いながらも説明できるようになり、入社時と比べて成長を感じています。
研修中は、本当に電話応対ができるようになるのか…と悩む時期もありましたが、同期や先輩方に根気強く指導してもらい、独り立ちすることができました。
できることが増え、自分の可能性が広がったことは、大きな成功体験となりました。
先日、管理部への異動が決まったため、入社時から今までの経験を活かし、新しい業務にも精一杯向き合いたいと思います。
入社前で不安な方、就職活動中の方、この記事が背中を押す材料になれば嬉しいです。
また、さわかみ投信が少しでも気になった方は、ぜひ採用エントリーお待ちしております。