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よつばの。読書会20に参加したよ:さわだ 持込リスト兼長文グダグダ紹介文
今年も「よつばの。読書会」に参加してきました。
よつばの。読書会というのは
という趣旨で同人誌好きが集まり、お互いの机の上に「ぼくがかんがえたここさいきんのおもしろいどうじんしデッキ」を組み、相手の出方を伺いながら持ってる同人誌を勧めて、読んだ人がメロンブックや駿河屋で検索して購入まで進んだら勝ち点ゲット、というマウント合戦を行ってるわけではなく、面白い同人誌を持ち寄って楽しもうぜという楽しい読
釣れた女の子とこのリバー
本文夏の残暑が想像以上に長引いて暖かい日が続いていたのに、数週間たつともうコートを着ていた。
何だが秋が短くて急に冬に放り込まれたので忙しなく流されるままになっているようで嫌な感じがする。
「流されてるなあ」
川を見ながら高校生の高橋みなみ(たかはしみなみ)は溜め息をついた。
昨日母親と久しぶりに口論をした。
理由は忘れたが二人しかいないのだから家事の分担とかの話からなぜかみなみの進学
書くことが無いのに文芸部、遠くに咲く花近くに居る君に見えた。
本文
都外にある高校校舎の一角には小さな部室が並んでいて、廊下には部室を使っている部の名前が扉毎に紙に書いてある。そのひとつに少し黄ばんだ紙に文芸部と書かれた部室があった。
部室の中は縦に広い準備室のような部屋になって真ん中に机が置かれていて、壁の周りには掃除用具を入れるロッカーや扉のない荷物を置くスチール棚に本やダンボールが無造作に積まれていた。
そんな教室の真ん中に細長い折りたたみテーブルを
1年前の五月コミティアを思い出してみた。
今日は本来132回目のコミティアがあったのですが、無いので虚無ってるのですが、そういえばなんか1年前のコミティアは自分にとっても凄く面白かったことを急に思い出したので、まとめてみることにする。
一年前のコミティアはいつものようにサークル参加してたけど、まあそれは置いておいて、コミティアの会場で出会った楽しい本探しの事を振り返る。(だいたい一回のコミティアでTOP写真ぐらいの本を買ってます)
キャンピング・デッド
あらすじ今年高校生になった小田松美来(おだまつみらい)はテレビで見たキャンプに興味を引かれて、たったひとりでキャンプをしに埼玉県の山奥まで来た、そこには妙に強面のノーマン・リダース似のベテランソロキャンパーの野々村典夫(ののむらのりを)が居た。野々村の事を「ノーさん」っと呼びながら美来は今日もキャンプの基本の火起こしのやり方を教わるが、同じく初心者のマッツ・ミケルセンに似てる中年紳士の松田さんも加
もっとみるコミティアで15年間毎回本を作って、この前電子書籍を初めて作ってみた話
コミティアが好きです。
好きで15年間サークル参加を一度も欠かすことなく通ってます。
僕はドイスボランチという名前のサークルで文芸ジャンルで毎回コピー本でもいいから新刊を出すという呪いみたいなものを自らに課し、今では「コミティアの地縛霊」みたいなサークルをやっています。
僕が長くコミティアにサークル参加できているのも、いつも僕のスペースで売り子してくれているイケダ君のおかげで、彼は文句も言わ
サッカーを両手で扱う女子高生と ズラタン・イブラヒモビッチみたいな女子高生
都内の古い典型的な賃貸マンションの子供部屋、白い壁紙に仕切られた狭い部屋にはシングルベットと勉強机、片隅には狭い部屋相応の三十インチほどの液晶テレビが壁の棚に一つあった。
人によっては殺風景と思うような部屋だが、これが女子高生の部屋だと思うとさらに殺風景な部屋だと思う無機質な部屋。
そんな無個性な部屋の持ち主は床に置いた小さな青いテーブルの上に銀色のノートパソコンを置いて壁際の液晶テレビを覗き込ん