新しくない朝なんて来ない

例えば同じような毎日だって
少しずつ何かが違っていて

新しくない朝なんて来ない

例えば悲しみに暮れていても
時はゆっくりと進んでいて

新しくない景色なんてない

自分が時代に取り残されたようで
明日を憂いていたとしても

新しくない自分なんていない

朝も景色も自分さえも
時は変えてゆく

#詩