心がぽかぽかになる聴き方。読書記録#9
『やっぱりそれでいい』, 細川貂々, 水島広子, 2018
人の話を聴くとはどういうことか。私の中で聴き方革命が起こりました~。
まず衝撃的だったのが、人の話を聞いているとき、私たちは、自分の声を聞いているというのです。そして、その声ばかり聞いているから、人の話を聞くのが疲れると感じると、水島さんは述べています。
みんな 「人の話は聴いている」 と言うけれど
絶対に人の話より
「それに伴う自分の思考」の方を たくさん聞いてる
自分の余計な 思考をなくして
相手の現在に集中して 話を聴く
たしかに~!と納得でした。私は相手の話を聞いているとき、その話を自分の基準に照らし合わせて判断しているときがあったことを思い出しました。話を聴くときは、そういう自分の思考や偏見が入らないように心がけることが大切なんですね。
そして聴くときには、今ここにいることを大切にする。
私たちが生きづらさを感じるのは、
基本的に、心が過去や未来に行っている、というときです
ポカポカは現在にしかありません
この、「ポカポカは現在にしかありません」というのは、話を聴くときだけではなく、自分の行動や人生においても同様のことがいえると思いました。自分の不確実な将来を想像すると、どうしても不安になってしまう。想像するのはいいけど、心は今ここにあることを意識していきたいなあ。
話す方法、伝える方法ばかりに気をとられていましたが、実は聴き方もとても大切なのだと認識を改めました。
話す人が自由に話せるように 聴く人も自由に聴けるように
コミュニケーションは、話す人と聴く人がいてはじめて成立する。どちらも重要なんですね。
私も人の心にポカポカを分けてあげられる存在でありたいと思いました。少しずつこの聞き方を心がけていこう~。
私と、そしてみんなの心が平和でありますように。
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