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『文章で伝えるときいちばん大切なものは、感情である。』文章術の本、禁止令を破って読んだ

文章術の本を
読まないことにしている。

考えたこと、
嬉しかったことなど、
他人に
言いやすいことだけでなく

悲しかったこと、
悔しかったことなど、
少し話しにくいことも
書ける人を
とても尊敬していている。

私もそのような人になりたい、
文章を上手くかけるように
なりたい、と常々思っている。


文章術の本、禁止令

そのような文章を書ける人に
なりたいので、
信頼する人がおすすめしていたり
売れている文章術の本は
すぐに手に入れて読むことが
習慣になっていた。

しかし、
読んだあと、実行してみるものの、
文章が上手くなった実感がない。

おそらく、インプットの割に
アウトプットが少ない。

本を読むよりも
文章を書くことに
時間を割こう、と決めた。

半年前に、
デスクの前にメモを貼った。

文章術の本は読まない。

禁止令を破って読んだ本

前書きが長くなってしまったけど、
その禁止令を破って
久々に買ってしまったのが
タイトルの本。

いままで読んだ文章術の本とは
ずいぶんと趣きが違う。

文章術についての説明と
ストーリーが並行している。

ストーリーは文章術に
少しリンクしていて
実践編になっている。

一気に読み終えたあと、
私の書きたい気持ちはMAX。
なんだか上手く書ける気が
してきた。

書きたい、上手く書ける気がする

感情をかいてみよう、
本の感想は全然違うところから
攻めてみよう、と
実践してみたいことが
盛りだくさんで、
書き始めたものの、
どうにも、まとまらない。

あれは、高度なテクニックなのだ、
patoさん22年の経験の賜物なのだ、
私は私、経験を積んでいこう、と
思い直して、いま、やっとここまで
書いた。

あとがきを読んで、背筋を正した

いちばん心に残ったのは、
あとがき。

私は、人と自分を比べることは
意味がないな、と思いつつも
同年代のあの人の人生経験は
私とは比べものにならない、とか
自分よりずっと年下の人の活躍や経験を
見聞きしていると、自分はこの歳までに
何か成し遂げたのか?などと
少し落ち込んだりする。

あとがきには、
ままならない人生を
一生懸命生きる自分を
好きになって欲しい

というようなことが書いてあった。

このあとがきを読んで、
気持ちが軽くなった。

自分が歩んできた道を、
否定しない私でいよう。
これからの私も
自分が納得できる人生にしていこう。
背筋を正し、深呼吸した。


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