はじめてのクリエイティブ
新型コロナウイルスの影響で世間ではテレワークと呼ばれるような会社に出勤せず、リモートで仕事をする勤務形態が増えてきました。
学生の私も例に漏れず、オンラインで授業を受けていますし、アルバイトもテレワークになっています。
このような状況で新しい働き方になかなか馴染めない人もいるのではないでしょうか。
私は仕事とプライベートの切り替えが上手くない、どちらかというとワーカホリックなタイプなので、今までは学校にいる時になるべく勉強を終わらせて、職場にいる時に仕事を終わらせてと割り切ってきました。
しかし、このような状況になると場所での切り替えができません。
なので、家でダラダラと勉強や仕事をしていて、「気づいたらもうこんな時間」ということが多々あります。
このような状況に陥るのを防ぐ方法として、「今日はこれをやる」と決めて、それが終わったらその日の作業は終わりにするようなタスク管理が考えられます。
しかし、そのような管理は全ての仕事に適用できるわけではありません。
以前勤めていた会社では、上司がこのような管理を好むタイプで、「今日やることリスト」を毎朝全員に提出させていた時期もありました。
確かに当時の仕事を振り返ってみると、やることリストの管理手法でほとんど全ての仕事が管理できていたように思えます。
しかし、今は学校でもアルバイトでも研究が主な仕事になっているせいか、やることリストで対応できない仕事(作業?)が多くなった気がします。
やることリストで管理できる仕事と管理できない、もしくはしにくい仕事にはどのような違いがあるのでしょうか。
やることリストで管理できない仕事には、スモールステップに切り分けられない領域がどこかに存在します。
やることリストで管理できないというのは、その仕事を構成する行動の言語化ができないということだと思います。
行動の言語化が全てできると、仕事が全てスモールステップに分類できるのですが、行動の言語化できない部分が含まれれば含まれるほどその仕事はやることリストでは管理しにくくなります。
では、行動の言語化ができない仕事にはどんなものがあるでしょうか。
自分の仕事で考えると、「研究」は行動の言語化ができないステップを多く含んでいます。
例えば、研究テーマを決めるという段階を考えてみます。
研究テーマを決めるには、先行研究を読み込む必要があります。しかし、先行研究を読むのと、研究テーマを決めるの間には言語化できない領域が存在します。
そのため、「何本の先行研究を読んだら、研究テーマが決まる」という言語化ができず、研究
テーマを決めることを管理することができません。
こうして考えると、クリエイティブな仕事ほど、この行動の言語化が難しい領域を含んでいるといえるかもしれません。
このような変化の中で、クリエイティブな仕事をされているかたは、タスク管理や仕事とプライベートの切り替えに苦労されていることと思います。
今までは答えがあって、時間さえあれば終わるような簡単な仕事ばかりやってきたので、こういう仕事はどうやって管理すればいいのか全然わからないんですよね…
もしクリエイティブな人がいたら教えてほしいなぁ🤔