~心を整える~「準備は120%」
プロフィールにも書いているのですが、私の経験職業は20を超えています。
やりたいこと探しや自分探しなんて、聞こえの良い理由では無く、拗らせて人生沼っては這い上がってを繰り返してきた結果です。
でも、この20以上の職業を経験したことで、本当に色々な事を学んできました。
春に思い出す事
最近は少しずつ暖かくなってきて、もうすぐ桜の季節の予感がうっすらとしています。
4月が近くなると毎年思い出すのが、自分が新社会人になった時のことです。
もちろん当時も、自分&キャリア迷子だった私が、一番最初に就いた仕事は学校の先生でした。
ただ、産休代理で就いたので、4月1日の就業時から、当然の様に一人前として扱われました。
時代もあったとは思いますが、新入社員研修なんてもちろん無く、指導係の先輩もいません。いるのは同僚として席を並べる、経験豊富な先生たちだけです。
就業して3日後には、授業で使用する副教材を選んでくださいと言われ、1週間後には生徒が来て授業が始まりました。
今思っても、「何じゃこりゃ」状態です。
1週間前まで、さして優秀でも無い学校の、教育学部でも無い、バイト漬けだった大学生の私が、一夜明けたら一人前の教員という立場になっていたのです。
もはやミラクル 笑
「仕事とは」を知った日
最初の授業のことは、今でも鮮明に覚えています。
机は黒板に向かって凹型に並んでいました。
学年は中学3年生です。
学生歴10年近くの彼らと、教員歴数日の私。
結果は始まる前から見えています。
完全ノックアウトです。
黒板に字を書くのでさえ何年振りか!?という状態で、いざとなると漢字も出てきません。
なんとか1コマ50分をやり過ごしましたが、びっくりするくらい自分が何もできなかったことを、今でも記憶しています。
でもそれ以上に、30人ほどいた生徒が、それでも静かに座って私の授業を受けていたこと、文句ひとつ言わず、受け続けてくれたことを、鮮明に記憶しています。
授業が終わった後、あまりに何もできなかった自分が悔しくて、それでも静かに授業を受けてくれた生徒に対して申し訳なさ過ぎて、トイレの個室で一人で泣きました。
それは今自分ができる精一杯か!?
あれから何年も社会人をやってきましたが、仕事をする時は、その時にできる精一杯の準備をして挑むことを、今でも徹底しています。
急に降ってくる仕事もありましたし、投げられ方が雑な仕事もありました。体調が良い日ばかりでもなかったし、初めて経験する仕事もありました。
でも、それは相手には関係が無いことです。
時間やお金を遣ってくれている人に対して、自分が今できる精一杯は何か、それを考えて対応しているかどうかは、相手に怖いくらいに伝わってしまいます。
☆今日の「四の五の言わずにLet's try!!」
① 今日一緒に仕事をする相手に対して、今できる精一杯の準備をする
結局仕事って、120%に準備をしても、80~90%くらいしか発揮できないものだと思っています。
100%にしか準備をしていなければ、60~70%程度、100%以下の準備は論外です。
準備をするって誰にでもできることです。
でも、その人の仕事に対する在り方が現れる部分です。
あなたは仕事に対して、一緒に仕事をする相手に対して、どう在りたいですか!?
今日も、美しく健康的にたくましく活き活きと生きられますように!!
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