視点を変えるトレーニングを意識してみる|メンタルトレーニングの初歩
「視点を変える」ということ、あなたはどれくらい意識していますか?
実はこの「視点を変える」ということはメンタルのバランスを取るために、
かなり重要なポイントです。
ただ、気をつけないといけないのですが、
なんでも「ポジティブ」「前向き」がいいわけではない
ということです。
例えばこの視点を変えることに関して「コップに半分水が入っているとき…」という例えを聞いたこと、ありませんか?
そして多くの場合
「もう半分しかないと悲観的、ネガティブに捉えてしまいがちなので、まだ半分あると前向きに、ポジティブに捉えましょう」…
といった文脈で言われることが多いかと思います。
でも、現実的には何でもかんでも前向きに、ポジティブに捉えるなんて意味がないですし、そもそも無理がある話しです。
じゃあ「視点を変える」ためにどんなことを気をつければ良いのか、というと
現実に即しているかどうか
です。
震災や自然災害などで避難生活を送っていたり、身の安全が十分ではない状況だったら、水が「もう半分しかない」と捉えるのは正しい見方です。
「まだ半分ある」と楽観的に捉えてしまうと、あとから苦しくなってしまうかもしれません。
でも、足りなくなったらコンビニに買いに行けたり、まだ買い置きがあるような、安全な状況だったら「まだ半分ある」と楽観的に捉えても問題にはならないでしょう。
そんな状況でも「もう半分しかない…」と悲観的になりすぎるのは、現実に即しているとは言い難いですよね。
つまり「視点を変える」トレーニングをする際のポイントは、まずは現実を冷静に理解し、受け止めることからです。
そしてその現実を踏まえて、適切な視点を持つということです。
これが「視点を変えるトレーニング」のやり方です。
状況に合わせて、必要に応じて、視点を変えることができる。
この柔軟性を意識することが、大事なメンタルトレーニングです。
ぜひ日頃から、自分の視点を変える心の柔軟さを意識してみてくださいね!
ちなみに今日はまるさんの記事をみて、インスパイアされました。
お読みいただき、ありがとうございました!
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