インタビューは「創作」だった! ー第1印象は3秒で決まる タイトル&リード文がすべてー
自立&起業に向けてチャレンジ中のさわです。
「書くこと」を仕事にしたいという思いから、「書く」+αのスキルが身につくスクールMarble(マーブル)に参加しています。
全3回にわたるインタビューライティング講座が惜しまれつつ終了しました。講師は『書く習慣』が3万部を超えAmazonベストセラーになった、いしかわゆき(ゆぴ)さん。
最終回の【執筆編】について、前回は「構成」をテーマに「インタビューは『創作』だった!ー記事の質を上げるカギは『構成』にありー」でまとめました。
今回は「タイトル&リード文」がテーマです。
さっそく、いしかわゆきさん直伝「おもしろく、読みやすく、楽しめる」記事にするコツを見ていきましょう!
【タイトル】ー読者とのファーストコンタクト。読者の「知りたい」は入っている?
人の第1印象は、まず視界に入る「顔」や雰囲気などでたった「3秒」で決まるといいます。
記事の場合、「顔」として最初に目に入るのが「タイトル」ですね。
本文を読まれるかどうかの別れ道になり、十分考えぬいて決めたいところ。ゆぴさんは「タイトル付けに正解はない」とした上で、たくさん有益なヒントをくれました。
Case別 タイトルの付け方
取材対象者が名前の知られた人かそうでないかで方法が変わります。
【Case1:有名人の場合】
記事が掲載されるメディア界隈で知られている人物なら、名前自体に
「引き」があるためタイトルに入れます。
【Case2:一般人の場合】
有名人でない場合、個人名はフックとならず使いません。
代わりに目を引くタイトルの付け方として、こんな方法があります。
「誰に向けた記事なのか?」がキモになります。
フリーランス?会社員?学生?
その対象によって知りたい内容が変わります。
読者の「知りたい」を刺激するキーワードを入れるのです。
他にもタイトル付けブラッシュアップの方法としてこんなアドバイスもありました。
タイトルは読者との最初の接点で「記事を読むメリット」を宣伝できる場所。
読者を増やすために、こだわり抜いて考えましょう!
【リード文】ー「共感」「ベネフィット」「権威性」で心をつかむ!
「リード文」とは、本文に入る前に2-3行で内容を紹介する文章のこと。
記事の大まかな内容を伝えるほかに、読者の興味や共感を引き出します。「自分ごと」として読むきっかけを作り、文章の魅力を宣伝できる重要な場所です。
リード文の作り方
「読んでもらう」を目的に、記事の魅力を存分にアピールします。ポイントはこの2つ。
●「こんな悩み、ない?」と読者に自分ごとと思わせる
●「共感」「ベネフィット」「権威性」を入れる
リード文もタイトルと同じく「型」はありません。ゆぴさんは、よく使う「読みたい」気持ちを誘う言い回しの例をいくつか教えてくれました。
「タイトル」&「リード文」がすべて
世の中にたくさんの情報や記事があふれる中、「書いても読まれない」のが現実です。
それでも魅力的なタイトルひとつでリード文まで引っぱり、さらにリード文でその先の本文まで読んでもらうことができるのです。
第1印象は「3秒」で決まります。
タイトルやリード文は紙の本の表紙&背表紙のようなもの。
自分が手に取るときを想像しながら、読者を惹きつけるタイトル&リード文付けを意識しましょう!