家を引き払って半年間ノマド社長してみた
三条市役所CMO改め、三ツ目株式会社代表取締役兼CMOとなりました澤です。創業してから半年が経ちましたが、この半年、実は家を持たないノマド生活をしていました。
この記事ではなぜノマド生活を始めたのか、ノマド社長の生態について赤裸々に書いてみたいと思います!そして、ノマド生活をやってみての今後の判断も最後に書きます!
なぜノマド生活をはじめたのか?
市役所職員のときに借りていたアパートを3月末でスッパリ解約しました。
起業することを決めてからどこに住むかをかなり迷いました。選択肢としては2択でした。
① そのまま今までのアパートに住む
② 安いところに移る
収入と支出がどれだけになるか正直わからないよな、家族をなんとか食べさせるだけの余裕ができるかもわからないし、ということで②安いところに移る、が妥当かな、と思っていました。
ここで閃いてしまうのが、私の悪い癖で思いついてしまったのです。
ここから全国行脚するかもしれないし、東京に家もあってリモートワークするかもしれないし、どうなるかわからない。ということは、今決めなくてもいいんじゃないか?一旦家を引き払って、ノマドに暮らすのが、判断としては実は正しいのでは!
VUCAの時代と言われますが、創業なんてVUCAの塊で、いかに柔軟に対応できるか、選択肢をバシバシ変えていけるかも大事になってくるため、「判断を保留する」という判断をしてみた、というところになります。
ということで、4月から家なきノマド生活に突入しました。
家なきノマド生活
寝床
創業してからどこにいるかわからないよね、と思っていましたが、本当にありがたいことに新潟県内でお仕事をたくさんいただき、結局ほぼ三条にいることが多かったです。
三条:新潟:全国:東京のだいたいの滞在割合は6:2:1:1くらい。東京に妻子がいるので、本当はもう少し東京の割合を多くするつもりではいたのですが、結局全国行脚するときに経由することくらいしかできていません。。(ダメパパです。。)
どこで寝ているかというとこんな感じのバリエーションです。最初2ヵ月は車もなくチャリンコ生活で苦戦しましたが、お友達から格安で譲ってもらった車は後ろがフルフラットになるので、ありがたかったです!
① ネットカフェ
② 本寺小路で飲んでからのホテル(23時からお安くなるという神システムをお持ちの三条ロイヤルホテル御用達)
③ 車の中
④ オフィスで徹夜→仮眠
⑤ キャンプ
ちゃんと寝られるの?とご心配をいただくことが多々あるのですが、どこでも一瞬にして眠りに落ちることができる、という天賦の才能を持っており、自分でも笑ってしまうくらい睡眠は大丈夫でした。
食事
ノマド生活であんまりよくないな、と思ったのは食事です。職員時代は結構自炊もしていて、栄養バランスもそんなに悪くなかったかな、と思うのですが、外食やレトルトに頼ると栄養が偏りがち。
もう若くもないので、ちゃんとした食材をいただくように意識しないとちょっとした体の不調などにつながることもありました。外食するにしても野菜などを多く採れるように意識しないといけませんし、体もインプットをよくしないとパフォーマンスが下がることを実感しました。
ノマド生活のコスパ・タイパ
【コスパ】
コスパはあまり変わらなかったかもしれないです。結局三条でもどこかに泊まればお金がかかりますので、滞在が週の半分強あればアパートを借りてもあまり金額としては変わらなかったのかもしれません。
その他、食事、銭湯、コインランドリーなどなど、細かいところでお金を使っている気もするので、なんならノマドのほうがコスパは悪いのかも!という気もしています。しっかりお金をつけていないのでなんともわかりませんが。
【タイパ】
いい面と悪い面が両方あります。いい面としては、別に家に帰るという概念がなくなるので、前の予定や次の予定に便利なところで滞在することになり、移動時間は減ります。そして、いいのか悪いのかわかりませんが、起きたらやることないので、仕事し始めます。
悪い面は食事、お風呂、洗濯のためにいちいちどこかへ行かなければいけない、というところです。特にお風呂は朝も入りたかったりするのですが、そもそも朝に入れるところがないので、タイパ以前に不便だったり、コインランドリーも1時間待たなければいけないので、時間を取られます。コインランドリーはスーパーやカフェを併設しているところも多いので、やらなければいけないことを一緒に済ませられるところを見つけるなど工夫しました。
結局三条に家を借りました
ノマド生活をしてみて、必要十分な生活は実現できるな、という感想です。ただし、拠点があったほうがベターだな、とも思いました。ずっとよいところはないかな、と探してはいたのですがなかなか見つからず。
しかし!ここにきて、三条で条件に合う、よいところがあったので結局借りることになりました。ふらりと三条で飲んでいて、隣で飲んでいたオーナーさんとそんな話になり、貸してくれる運びに。飲みニケーションに人生何度助けられていることか!
とはいえ、週の半分くらいはどこかへ出て行ってノマド生活にはなってしまうので、引き続きの落ち着かない生活は続いていくことになります。どこでもぐっすり眠れて、体が丈夫なのが取り柄とは言え、もういいお年頃なので、本当に体には気を付けて生きていきたいと思います!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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インスタ@masafumi.sawaやってます。三条での暮らしなども引き続き投稿していきたいと思います。