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【2024年まとめ】ファンクラブ会員からスタートした研究(研究する目的を見つけることができた貴重な体験)
冒頭の写真は、菊池市ふるさと創生市民広場で開催されていた「菊人形・菊まつり」を撮影したものです。
先日、「研究業績」として、以下の記事を新たにnote内に収録しました。
論文および当日の発表資料(パワーポイント)については、記事内のリンクからPDFデータで閲覧可能です。
報告会の冒頭でお話したのですが、研究のきっかけは「菊池ファンクラブ」でした。
菊地ファンクラブ(熊本県菊池市)
https://kikuchi-fan.com
発表者の私とはファンクラブ会員というだけの縁にもかかわらず、会場にはたくさんの方がおいでになって、自分の研究を熱心に聞いてくださっていることを感じ、感謝の思いでいっぱいになりました。
これまでの私の研究は、どこかで〝認められたい〟という思いがありました。それも、〝認められたい〟という対象は、ごく限られた狭い世界の人たち(自分が作り上げた妄想の世界の人たち?)だったかもしれません。今回の貴重な体験は、自分が積み重ねてきた知識と経験そして能力とを、使うべき場をやっと見いだせたような気がしました。
当日にお会いした皆さんでなく、論文を完成させるまでにたくさんの方にも力を貸していただきました。
本当にありがとうございました。
来年一月中(遅くとも二月中)には、挫折しかけたりして何年もかかってしまった『摩尼寺縁起』(「摩尼寺」は鳥取県鳥取市の古刹)の電子出版もいよいよ実現します。こちらも、自分ひとりの力ではここまでたどりつけなかったと思います。
※菊池一族の研究論文でも校正でお世話になった「書房あしのすけブックラボ」さんに出版をお願いしています。
そして、三月には再び、静岡県沼津市で開催される「ぬまりびと博覧会」に参加する予定です。
先人の残したものを引き継ぐ、あるいは、再発見・再評価するといった形の取り組みは、研究というよりは地味で目立たない〝作業〟なのかもしれません。でも、それが得意だし、したいというのであれば、また新たに不思議なご縁を引き寄せられると信じています。