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2013年 夏の学会・研究会のまとめ④〔廃刊メルマガ記事より〕(2013年12月1日)

 現在、夏の学会・研究会のまとめをしています。第4回は、〈国語教育学会全国大会〉の第4弾です。

 大会二日目の午後の「テーマ別分科会」では、卯月啓子先生のワークショップ「読み読み教室」に参加しました。

 その様子は、前回のメルマガをご覧下さい。

 noteに記事を移行済みです。

 今回は、卯月先生のご著書で、指導上参考になるものを2冊紹介します。

卯月啓子=監修『小学漢字1006字の書き方辞典』(小学館)

 実は、今週のブログでは、『下村式 唱えておぼえる 漢字の本』を紹介しています。

 こちらもnoteに記事を移行済みです。

 こちらは、1年生から6年生まで、学年ごとに1冊で計6冊の構成です。1ページにつき一字の漢字について、かわいいイラストで成り立ちや意味を説明しています。読み物として漢字を学ぶのにふさわしい本です。

 一方の卯月先生の本は、「書き方辞典」とあるとおり、見開きで8字の漢字を配し、書き順と書き方の注意(漢字の形)に特に注意を払っています。1年生から6年生の漢字を1冊で確認できて便利です。

 もう一冊、卯月先生の漢字の本です。

卯月啓子=原案・うだひろえ=漫画『コミックエッセイ 意外に知らない けっこう間違いやすい漢字』(アスコム)

 漫画は“イマドキ”の感じの絵ですが、卯月先生は確かに漫画で描かれているようなチャーミングな感じです(笑)。

 絵はイマドキでも、内容はかなり硬派です。成り立ちや難読漢字、書き間違いやすい漢字などは定番と言えば定番のネタですが、国字や読みの問題、書き順の基本などは、子どもたちには(大人もかもしれませんが)興味深く、より深く漢字を学びたいというきっかけになるかと思われます。

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