【旅の効用】日常を選んでいるのは私
こんにちは。
旅するカウンセラー、SAWAです。
私は月に1回の親子旅を実践して3年目になりました。
子供と一緒に訪れたホテルは、5年間で60か所以上。
そんな私が感じる、旅の魅力。
1つには「非日常」を経験できることだと感じます。
でも、それは単純に、非日常の体験にワクワクするとか、日常を忘れてリセットできるとか、そういうことだけではないと思っています。
私たちは「非日常」に身を置いた時、「日常」を選択しているのは自分なのだと理解することができるのではないでしょうか。
例えば、私は、旅先で、いわゆる観光地ではなく、地元の人が利用する商店街や飲食店にも行くようにしています。
あるいは、図書館やスーパーなんかにもよく行きます。
そんな時に、「明日からここに住もうと、私が決めれば、この場所に住むことだってできるんだよね」と想像してみるのです。
「仕事はどうするの?」
「子どもの保育園は?」
「お金の問題だってある」
など、色々な理由をつけて、「引っ越さない」という選択を取っているだけで、今の暮らしや日常を選んでいるのは私なんだ、ということに気付くことができます。
今の家に住むこと、今の土地で暮らすこと、今のライフスタイルなど、毎朝起きると当たり前にある今の日常だって、自分が選択しているからこそ続いていくものです。
生きていると、自分の力ではどうしようもないことにも沢山遭遇します。
けれど、「しょうがない」、「こうするしかない」と思い込んでいることが、実は自分の選択だったということもあります。
非日常を体験することで、自分の思い込みに気づくことができるかもしれません。
今の自分や人生に不満があるのなら、自分の選択や行動を変えていこう!と気づくキッカケをくれるのも、旅の効用です。
一方で、「つまらない」と感じている日常が、とても愛しくてありがたいものだったと感じることもあるかもしれません。
私が旅が好きな理由の1つは、自宅に戻ってきたときに、ほっとできる瞬間があるから。
小さめの浴槽も、少し散らかったリビングも、旅から帰ってきた日の夜は、「やっぱりお家って居心地がいいな」と、自然に感じるから不思議です。
定期的に旅するライフスタイルを続けてきた中で、旅を通して「自分が整う」ということに価値を感じるようになりました。
「月に一度の(一人)旅」が人生を好転させるきっかけになるかも?
もしよかったら、Kindleも読んでいただけたら嬉しいです。