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「仕事休みます」と言う罪悪感に向き合って分かった私の本音

こんにちは!
旅するカウンセラー、SAWAです。

  • 朝起きると、何だか体が重たい…

  • スッキリせず疲れが溜まっている…

  • 休むほどではないけれど、今日がお休みだったらいいのに…

そんな、どんよりした気分で1日をスタートさせることってないですか?


私は、今年1年間は、どんより気分で朝を迎える事がとても多かったように思います。

理由は、仕事のストレス。

カウンセラーという職業柄、「人の話を聞いてばかりで、ストレスたまらないの?」と質問されることが多い私ですが、私のストレスの原因はそこではなく、

  • 素直に「やりたくない業務」がたくさん(え、聞いてないんですけど…?)

  • 他者からの理不尽な態度や言動(それ、八つ当たりやろ!)

  • 提案が通らず、成果を出せてないという焦り(私、役に立ててない…?)

というもので、

しかも、それを周囲に遠慮して言えない、相談できないということが続いていました。

そんな日々の中で、仕事中の電話対応に動悸がしてしまうように…。


これじゃいけない…!と思い、
明日は思い切って会社を休んで、好きに過ごそう!
もしくは、仕事は休めないから、最低限にしてサボろう!

と、心に誓うものの…

「今日は休みます」と、どうしても言えない私がいました。

もしかすると、私が「とっても真面目な頑張り屋さん」という印象を持たれた方もいるかもしれませんが、少しずつ「頑張る」を手放してきた私は、月に一度は有給を取っています。ここで言う「仕事を休む」は予定の無い急なお休みを指してます。

もちろん私にもどうしても休めない日があります。

相談や面談の予定がある日は「休みたい」とは思いませんし、チームの大事な予定があるときは責任を果たしたいとも思います。

でも、「明日は休めるんじゃない?」と思う、余裕がありそうな日もあります。

それでも、「急に休む」ということに、なかなか踏み切れない…。

体調が万全じゃないのに、
メンタルけっこうきてるのに、

どうして、「今日は休みます」と言うのにこんなにもためらってしまうのか、自分の本音に向き合ってみました。

【私が仕事を休みたい理由】
・自分が好きなことをして過ごしたいから。
・やりたくないことをしたくないから。
・「何となく今日は休みたい」という自分の直観を大事にしたいから。

【私が仕事を休みますと言えない理由】
・上司や同僚に「無責任な人」と思われるかもしれない…という不安
・カウンセラーのくせに体調管理がなってないと思われるのではないか…という心配
・会社員は真面目に働くべきという自分の価値観

私の父は、ずっと会社を経営しており、小さい頃から頑張る父の姿を見て育ちました。

「今日は仕事休みます」と言えない自分の本音と向き合ったとき、「経営者を裏切ってはいけない」という自分の思いに気が付きました。

会社の仕事はサボってはいけないし、
真面目に働かなければいけないし、
成果を出さなければ、周りに認めらなければならない。
役に立てないと、経営者にとって邪魔者になってしまう、と。

そして、「こうあるべき」の奥で、自分が気にしているのは、自分の評価や評判にすぎない事にも気づきました。

頭では「1日くらい休んだって、何の問題も起きない」と理解しているのに、心では「大変なことになるのではないか!?」、「信頼を損なうのではないか!?」とドキドキしてしまっていたんですね…。

でも、「仕事を急に休まない人が信頼に足る立派な人間である」というのは、結局は自分の思い込みや決めつけであって、一体、誰の目を気にしているのか、もはや不明。

それに、「急に仕事を休むこと」それ自体は、良いも、悪いもないんですよね。

  • 自分を労わることで持続的に仕事で活躍できる

  • 自分に余裕があることで家族に優しくできる

  • 会社の仕事をイヤイヤやるよりも、好きなことをした方が、長い目で見て社会貢献になる

こんな風に考えると、急に会社を休むことは「良い事」です。

一方で、

  • 思い付きで会社を休む人ばかりになると組織が成り立たない

  • 誰かの急な欠勤で、損害が出る

と考えると、「悪い事」かもしれません。


ものごとには、たった1つの「正解」があるわけではなくて、あらゆることは表裏一体。

「正解」というのは、誰かにとっての「正義」であるだけ。

「正解」を探すよりも、今の(あるいは将来の)自分にとって居心地の良い「選択肢」を見つけよう。
自分の感性・直観を大事にしてもいいし、言い訳する必要もない。
迷惑をかけてもOKだし、わがままだと思われてもいい。

もし、「本当はこうしたい!」と思うことがあるのに、「こうするべきではない」という罪悪感で身動きが取れない時には、こんな風に考えてみるのはどうだろう?と、私は思うようになりました。

そうすることで、誰かの感性や選択肢についても、一方的にジャッジすることなくあたたかい気持ちで見守れる自分にもなれるのかなと思っています。


というわけで、この間、私はついに「今日はちょっと調子が悪いので仕事を休みます」と上司に連絡することができました。

「正解」よりも「本音」を大事にできる自分に、少しずつなれているのかもしれません。

私がこわごわながらも「本音」を大事にできるようになったのは、小田切あさぎさんの魅力覚醒講座のおかげ。

もしよかったらこちらの記事も読んでいただけたら嬉しいです!


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