開業2周年イベント「生存祭」を開催しました!(後編)
2020年10月11日(日)に当院二周年イベント「生存祭」を開催しました。生存祭は、当院とみなさまが生き延びたことをお祝いするイベントです。
前編では、トークイベントの内容を紹介しました。後編となる今回のレポートでは、展示コーナーをご紹介します!
展示コーナーは、患者さんが「生き延びた証」を自由に表現した場所。当日はオンライン配信を行ったのですが、配信ではお見せすることができなかった部分でした。「どれも素敵なものばかりなのに、日の目を見ずに終わってしまうのはもったいない」との思いから、この場を借りて紹介することにしました。
ぜひ今回も最後までお付き合いください!
▼前編はこちら
「生存祭」とは?
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みんなが生き延びた証の展示コーナー
さっそく展示コーナーの紹介をはじめます。
入ってすぐの壁の展示は、ポップでかわいい雰囲気でした。
様々なコーナーがあるので、ひとつずつ紹介します。
(よく見ると、準備をサボって寝ているモーグリがいますね…笑)
■コンテンツ処方コーナー
まず紹介するのは、コンテンツ処方のコーナー。
ゲームや書籍といったコンテンツは、時に不安な気持ちを軽くしたり、ポジティブな気持ちになる効果もあります。そのため、当院では「コンテンツ処方」と称して、状況にあわせておすすめ書籍などの紹介をしています。
そのコーナーを拡大したのが今回のコンテンツ処方コーナー!
元書店員さんの患者さんが中心となり、おすすめのアニメや書籍を紹介してくれました!素敵な装飾とオススメ文のおかげで、すべて読みたくなるし観たくなりました。ぜひ写真をアップにして文章も読んでみてくださいね。
■推しへの愛を語るコーナー
つぎに紹介するのが、「推しへの愛を語るコーナー」
ジャニーズがだいすきな、いわゆる”ジャニヲタ”の患者さんが中心となって作ってくれました。
アイドルグループなどでこの人を特に応援したいと感じる人のことを「推しメン」と呼びますよね。推しメンがいると、「推しがこの世に存在しているだけで幸せ!」「推しが出演するイベントがあるから頑張れる!」と幸せな気持ちにさせてくれるもの。
その推しに対する愛を表現するコーナーになっています。
このコーナーがすごいのは、愛がすべて英語で表現されていること。中心になってくれた患者さんは、普段からツイッターを英語で発信をしているそうです。
「ヲタク用語が英語になるとこんな表現になるんだ……!」と新鮮な気持ちにさせてくれました。
■みんなの創作コーナー
ここは、患者さんが創作したものを自由に貼る「みんなの創作コーナー」。
自分の想いを文章にするのがだいすきな患者さんが担当してくれました。
心を休ませながら、どんなことに心を動かされたかを書いたポエム。
院長の「メンタルクエスト」での記述をもとに、自分にとって安全だと感じる”心の安全基地”の作り方をまとめた図と文章。
当院のロゴの横にゆるい子が座っているイラスト。
どれもとってもすてきな創作でした。
■お悩み相談コーナー
つづいて、患者さん同士が悩んでいることを吐き出したり、お悩みに答えあったりする「おなやみ相談コーナー」。
眠りについてのお悩みや、ゲームコンテンツにどうしたらハマれますか?という相談などが寄せられていました。
ゲームコンテンツについては様々なオススメが推奨されていました。
■おすすめの音楽コーナー
こちらは、どんな気分になりたいかによって様々な音楽をオススメする「おすすめの音楽コーナー」。
ずっと音楽への憧れの気持ちが転じ、フルートなどの楽器の演奏練習を始めた患者さんが担当してくれました。
「何も考えずきれいな音を楽しみたい」「気分だけでも世界旅行したい」「むかついた気持ちを代弁してほしい」など、様々な気持ちに合わせてオススメの音楽を紹介してくれました。
■海のいきもの雑学
こちらは、海の生き物の雑学をイラストともに紹介する「海の生き物雑学コーナー」。
水族館巡りが趣味のスタッフが担当しました。
「イルカは脳を半分ずつ休ませて寝る」「ペンギンはつま先立ち+スクワットで立っている」などの雑学が紹介されました。
特に役に立つ情報ではないものの、「そうなんだ~」とぼんやり眺めることができるコーナーとなったようです。
■スプラトゥーンの「ある場所」ゾーン
ここは、スプラトゥーンのある場所を模して造られたゾーン。
スプラトゥーンのキャラクターでいっぱいになっています。
ちゃんとライトもつくのがポイントです。
■デス・ストランディング(DEATH STRANDING)コーナー
続いては「デス・ストランディングコーナー」です。デス・ストライキングとは未来のアメリカを舞台として依頼された荷物を受取人まで届けるゲームです。通称「デススト」。
デスストに熱中していた患者さんが担当してくれました。デスストをプレイしたことある人ならばハッとするアイテムが多いのでは?
■感情モンスター出現エリア
様々な感情をモンスターと捉えイラストにした「感情モンスター出現エリア」。その感情の解説や取り扱い方などを説明しています。
感情を自分そのものとして捉えるよりも「つららの辛らさん」「苦しい子ちゃん」と自分の一部分としてキャラクターにしてしまう。
そうすることで、上手く感情を扱えないときも一部分を扱えないだけだと考えられるようになるのではないでしょうか。
■ぼうけんの書
ゲーム「ドラゴンクエスト」に出てくる「ぼうけんの書」を模したファイル。考えていることをセーブすることができます。
展示コーナーの紹介は以上です。それぞれが自由に「生き延びた証」を残すことができました。
終わりに
二周年イベント「生存祭」の様子をお届けしてきたイベントレポートもここで終わりです。少しでも当院を身近に感じていただけたら嬉しいです。三年目もみなさまに寄り添った診療を目指します。これからもどうぞよろしくお願い致します!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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