円形脱毛症は治る！

免疫系の観点から見た脱毛症の改善策

　円形脱毛症に悩まられる方が身の周りに多く見受けられるなあと感じています。ここ最近ではコロナ、コロナとニュース番組が多く、疲労やストレスを感じている人は多いのではないでしょうか。
　今回は、知り合いの理美容関係者から実際に完治しているという情報を頂いたので、一つの改善策として役立てていただきたい。

目次

１：円形脱毛症のメカニズム
２：円形脱毛症の要因
３：解決策 結論
４：重症性を伴う場合の治療方法

１：円形脱毛症のメカニズム

　円形脱毛症では、頭髪に「自己免疫反応」という異常が発生することがおきていると考えられています。通常、免疫反応では、体内にウイルスや細菌などの異物が入ってきた際に、Tリンパ球（T細胞）という細胞が異物を攻撃し、風邪の症状を引き起こすウイルス（異物）を排除します。しかし、Tリンパ球が自己を攻撃（異常を起こす）し、正常な細胞を傷つけることがあります。これを「自己免疫反応」と呼びます。Tリンパ球もしくはT細胞は、白血球の一種で、Tリンパ球は胸腺で分化、成熟し、細胞性免疫に関与します。この円形脱毛症は、皮膚の弱い頭皮中で自己免疫反応を起こして、Tリンパ球が、自身の毛根（毛の根本）を攻撃する為、髪の毛が抜けるという現象が起きているのです。