カーボンフットプリントのSDGs
写真の「カーボンフットプリントマーク」を皆さんはご存知でしょうか。
このマークは「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」で事業者に課されている以下の努力義務を果たすために必要な取り組みです。
「国民が日常生活で利用する製品やサービスについて、できるだけ温室効果ガスの排 出量が少ないものの製造・提供を行うとともに、その利用に伴う温室効果ガスの排 出量について、情報提供を行うよう努めること(第20条の6)」
簡単に言うと、あらゆる商品やサービスは製造から廃棄までのライフサイクルの中で、様々な原材料やエネルギーを使ったり排出物が発生したりして製造し、その後に運搬・保管・販売・使用・廃棄という流れを辿ります。
その商品やサービスの「ライフサイクル全体で発生する二酸化炭素の量を消費者が把握できる様に可視化する」ことが努力義務として求められているのです。
カーボンフットプリントマークの見方は簡単で、Co2と書いてある部分の上の「重さを表す数字」が二酸化炭素の量です。
重さを見てもあまりピンと来ないと思いますが、樹齢50年(直径30cm)のスギが1年に吸収するCo2の量は14kgです。また二酸化炭素の排出権の取引価格は、100kgで約715円です。
なにかを買うときには、カーボンフットプリントマークがある物を選ぶ、複数ある場合は数値の少ない物を選択することが21世紀のエシカルな消費と言えそうですね。StaySDGs!!
#sdgs #カーボン #温対法