有田焼デビュー|食費月15万円の自炊日記~贅沢せず、かといって節約もせず~#48
「関西人」一括り問題。
深川製磁とは
夕方からミッドタウン(六本木)へ行く。
洋服やデパ地下で食品を買うときは、いくつも店を見て回るが、インテリア・雑貨は「出会い」なので、意外に衝動買いが多い。
ダイニングテーブルや酒器、ベッドのマットレス等、「絶対これ!」と思ったら即決する。
私はここ1か月以上、1人前のお刺身を盛り付けるのに相応しいサイズ•フォルム・柄、すべての理想を満たす皿を探してる。
伊勢丹のインテリアフロアも、銀座のセレクトショップも、ネットも浮遊してみたけど、ピンとこない。
これまで買ったお気に入りの食器はどこで出会ったのか? 源泉をさぐってみたところ、特に目的意識もなく、約束の時間まで暇つぶししている間に購入したものが多いことに気づいた。
そして、圧倒的に東京ミッドタウン(六本木)ガレリア3Fをふらついている時に購入した品々がほとんどだと判明。
今日は目的意識をもって3Fを徘徊しにいった。
ティーカップをそろえる理由
これまでのnoteをもとにビッグデータ分析した結果、私および家族の食生活は、以下の料理(または単なる食材)の登場頻度が高いことが分かった。
つまり、あまり調理しないものを好む傾向にある。
私は中でも「お刺身」をより美しく、魅力的に演出する皿を求めていた。過去の画像を振り返ると、どれも、これもツマで底上げされて、気に入らない。あと、何でも黒っぽい皿に盛るのも違う。
たまにお目にかかる気の利いた割烹料理やさんでお見掛けするお刺身はそんな安っぽいイマジネーションで構成されてはいない。
「お刺身にふさわしい皿(一人前)」を探し求めていた私は、意外な場所で運命の出会いがあった。
「なんか畏まって紅茶をのんでんなー」というファーストインプレッションのこのお店。
前を通るたびに、「お母さんの好きな模様の多いティーカップか」としか思っていなかったが、なぜか今日は中をのぞいてみた。
そこには……。
理想の和食器があった!(声に出さないけど感動)
こちらは、有田焼の深川製磁さんのコンセプトショップ。
FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA
上品な店員さんの控えめかつ的確なガイダンスにより、「お刺身が映える皿」に短時間でアプローチできた。
大根や大葉が柱や梁となりお刺身を支え、マグロの赤や白身魚の透明な筋を際立たせる器。
散々うろうろ、うろうろしても見つからなかった皿が今ここに。
ということで、深川製磁さんのアルテ・プレートを即購入。
しかも、深川製磁さんのロゴは「富士山」。
今年の私のテーマは、「富士山のご利益にあやかった飛躍」なので、運命としか思えない。
※富士山を拝む宿も予約済み。
波に乗り、深川製磁さんと直線上にあるTIME&STYLEで取り皿も購入。
今日はそこそこ出費してしまった。
食器にお金使ったから食費抑えないと。本末転倒だけど。
飛躍への根拠なき思いはこちら。
戦利品の開封
食器を購入した日は割れ物を抱えているので、足取りが慎重になる。それに私はお手洗いも控える。
なぜならば、私は過去2回、ミッドタウンのお手洗いに購入したばかりの商品を置き忘れ、1回は無事回収(化粧品)、1回は行方不明(食器)となっているからだ。
私はバカすぎる。そして、忘れ物を届けてくれるミッドタウンのお客さんは民度が高い。
ショップで包んでいただいている間にティーカップやトレイものぞいてみたけど、どれも素敵だった。
母がティーカップ集めてた気持ち、やっとわかってきた。
次は、このシリーズもほしいなぁ。
このサンドイッチトレイに寿司をのせたい!
取り皿を新しく
私は二人暮らしなので、日々使う取り皿やグラスは2セットずつ購入しているが、ほとんどが皿洗い中に割ってしまい、1セットしかしない場合が多い。
どんな形状でも、いずれは欠けたり、割れたりするのだろうが、比較的、四角より丸やオーバルだと欠けにくく、汁気の多い料理にも適応するので、こちらを購入。
もう大満足。
食器買っただけで、料理は盛り付けてないけど大満足なので、今日はテイクアウトを食べてさっさと寝る。
いつから使うんだろう。この食器。