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肉じゃが的なもの|食費月15万円の自炊日記~贅沢せず、かといって節約もせず~#51
2023年2月9日(木)。
初夏の旅行が決定したので、あれこれ調べている。
転職する前の年、2017年は一番落ち込んでいた時期で、仕事で新大阪に向かう新幹線の車中EXカードを紛失して改札を出られなくなった、在来線の乗り換えを間違えたり、伊丹空港へのリムジンバスの乗り場がわからなくなったり、「移動」が恐怖だった。
最近は母や夫と一緒ではあるが、旅行への意欲を取り戻しつつあり、元気になった証拠だ。
昨日のデパ地下
昨晩は、お刺身祭りだったので、いくつか手を付けなかったお惣菜がある。
デパ地下が次の日に繰り越しになると、ちょっとラッキーって気持ちになる。
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気が付いたら伊勢丹でレギュラーをキープしていた甲州の丸政。
見た目のインパクトにつられて、お弁当も何度か購入したことがある。
こういうの潔くて好き。
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肉じゃが的な料理をつくる
野菜室にジャガイモが1個だけ残っている。通常であれば、肉じゃがをつくるには心細い量であるが、肉じゃがは芋より周辺(肉、玉ねぎ、椎茸など)を楽しみたいので、むしろ少なくてOK。
使うのは、中年2人暮らしの食生活にピッタリのSTAUB WANABE 16cm。STAUBは3個持っているけど、結局、一番小さいワナベの登場頻度が圧倒的に多い。
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私の料理の腕と写真が下手なので魅力が伝わらないが、STAUB WANABE 16cmは、シングル、二人家族にはピッタリなので、姪が一人暮らしを始めた姉にもプレゼントしようと思ったことがあった。
でも、私と同じ遺伝子の持ち主は他人からもらったものをすぐに使う性格ではなく、自分の家事ルールをそう易々と変えるはずもないので、やっぱりやめた。
使わないならもったいないし。
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醤油味にしなくて今日は正解だったが、これでも肉じゃがカテゴリーに入れといていいのだろうか。
推し不在問題
会社の同僚と雑談していて、韓流アイドルの推し活で忙しいことを知った。
いいなぁ。夢中になれるものがあって。
私はいわゆる小室世代なので、アムロちゃんの活躍やともちゃんの不穏な言動は気になるところではあるが、そこまでハマったわけではない。
幼少期からアイドルやスポーツ選手にも対して関心を示さず、就職してから同僚の女子が語るJリーガーへの偏愛を知り、「向こう側」の人に夢中になる生活を不思議に思っていた。
しかし、長い中年の危機というトンネルをさまよい、出口の光が少し見え始めた今、「推し」がほしいと心から願っている。
ちなみに、昨年は『ベター・コール・ソウル』にどハマリし、主要人物の”ナチョ”ことマイケル・マンドゥに一時的に恋をした。
こっちがナチョ。
英語・フランス語・スペイン語を流暢に扱うインテリ系マッチョのマイケル・マンドゥとコミュニケーションをとるために、ついに英会話に本腰をいれるか! とまで考え始めていたが、マイケル・マンドゥのInstagramを漁っているうちに、ターゲットは女性ではなく、男性ファン向けだと私は気づいた。
「ドラマの中でも中性的だったけど、やっぱりナチョはそういう感じなのかな」
可能性0.0000001%が私の中で消えた。
『ベター・コール・ソウル』は名作だ。