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ファッションを捨てられないミニマリストのアウターについて

私が持っている「アウター」は、年間通して6着だった。
それがのっぴきならない理由、ブラックフォーマル用に必要を迫られ、今季で7着になった。

ミニマリストと言いながらそんなにアウター持ってるの?と思った方へ。
私はファッションを捨てられないミニマリストなのである。


我が家のウォークインクローゼットは小さいので、真夏でも真冬のコートを吊るした状態である。
季節ごとにアウターを出したりしまったりすることができない。

仕舞う場所がない=吊るしておくしかない。
吊るす場所には限りがある。
春用アウターを4着、秋用アウターを3着、冬用アウターを6着、なんてたくさん所有することはできない。

となれば、少ない数で春・秋・冬を乗り越えなくてはならない。

今のところ、アウターの数は年間通して6着、と定めている。
(現在は7着なのだが、事情を考慮して良しとしている)

これ以上増やさない。
次にアウターを買うときは、どれかを処分するときである。

春と秋は3着で過ごす

MACKINTOSHのトレンチコート

年間通して一番着用しているのは、MACKINTOSHのトレンチコート。

大きな買い物だったが、思い切って買って本当に良かったと思っている。
銀座SIXで試着に試着を重ね、散々迷い、一度帰宅して、やっぱりこれが欲しい、と翌日もう一度お店に行った。

取り外し可能なウールのライナーを使えば冬でも着られるくらい暖かい。
事実、3シーズン着ている超優秀アイテムだ。

黒のライダースジャケット

登場回数は少ないが、微妙な気温の時に肩掛けすると温度調整がしやすいので手放せない。
トレンチでは出せないちょっと辛口感が出せるのもポイント。

ブロックテックのフード付きジャケット

雨風の強い日は絶対にコレ。
MACKINTOSHのトレンチをを雨晒しにする勇気はない。
薄手で軽いので、季節の変わり目に天候を気にせず普段使いできる。

冬はデザイン、シンプル、防寒は必ず1着ずつ揃える

初めてファーのコートを手に入れたのは大学生の頃。もちろん本物ではなくエコファーである。
大好きでしょっちゅう着ていたためか、「なんかすごいファーのコート着てる子」と当時呼ばれていたことを大人になってから知った。
もうその時のファーコートは手元にないが、かなり長い間愛用していた。
エコファー、めちゃくちゃ暖かい。しかも可愛い。冬の大切な相棒である。
ファーのコートは今でも大好きで、シーズンごとに新作をついチェックしてしまう。

ファーのノーカラージャケット

数年前に一目惚れして、どうしても欲しくて、絶対に長く愛用するから!!と夫を説得して購入。もちろんこちらもエコファーである。
何種類かのファーがミックスされていて、部分的に使われているツイードもめちゃくちゃ可愛い。

もうすでに5年ほど使用しているが、大事に使っているので全くへたっていない。褒められ率が高い。
本当に誉められているかはさておき、若干派手なデザインなのもお気に入り。

ウールのラップコート

何にでも合わせやすい、シンプルなデザイン。
肌触りが良く、スタイルが良く見えるので重宝している。
アウター類の中では1番の古株で、7年着ている。

特記すべきことが少ないくらいシンプル。だが、それが良いのだ。

黒いバルマカーンコート(のっぴきならない理由で購入)

ブラックフォーマルにも使えるコートを3年くらい探し回っていて、やっと「これが欲しい!」と思える1着に出会うことができた。
本当は買い足しではなくラップコートと入れ替えたかったのだけれど、ラップコートもまだ着られる状態で気に入っているため、心苦しいけれど「コート」は2着保有することに。
どちらにしても必要な場面があり、絶対に今季購入しなければならなかった。不可抗力である。

ダウンジャケット

エコファーで大寒波は凌げず、寒くて非常に悲しい思いをしたため購入した。
ウルトラミラクルスーパー暖かい。防水機能付きなので、雪の日でもへっちゃら。
インナーダウンを所有していたこともあったのだけれど、それでは防げない寒さがある。

冬の雨の日に「濡れるのやだな…」と思いながらお気に入りのファージャケットを着なくてよくなったのも嬉しい。

買い足さず、買い換える

もし冬用アウターを買うのであれば、ウールのラップコートと入れ替える。
そう思っていたのだけれど、気に入っている上にまだ着られる状態のラップコートを手放すことがどうしてもできなかった。
ブラックフォーマル用の黒いコートを買わないわけにもいかず、心苦しくはあったけれど今季1着買い足した形だ。

長年着ているラップコート、多少の傷みはあるがまだ現役である。
これを手放すタイミングでアウターを買い足すことはしない、それだけは決めている。


買い足さずに、買い換える気持ちで買い物に出かける。
「本当にこれは必要だろうか」
「何かを手放してまでして手に入れたいモノだろうか」
そんな自問自答を繰り返すことで、本当に必要な、本当に好きなモノがなんなのかが見えてくる。

買い物って修行のようだな、と思う。


何かを買うときは、何かを手放すとき。
そう心掛けていれば、家の中がモノで溢れてしまうということはない。

とか言っておきながら、今季は買い足すことになってしまったのだけれど。



長く愛用しているアイテムについては、こちら。

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聡子
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