【第6回】やっぱり東京で2番目に好きな街
どうも、グルメライター兼サウナマニアのだいちです。
サウナが大好きで日本全国300以上のサウナ施設を訪れてきた。
そんな私が本日巡る街は、人形町。
人形町といえば、オフィス街。
それ故に平日は賑わい、土日は落ち着いている。
新宿や渋谷もいいけれど、歳を重ねてくると休日のオフィス街が好きになる。
ということで、本日は私が平日はスーツを着て歩き、休日は私服で歩く人形町の歩き方を紹介したい。
ステーキ
電車を降りてから長い道のりを歩き、汗を拭って13時頃に東京メトロ半蔵門線人形町駅の8番出口に到着。
今日は半袖で十分なくらい暖かい。そして、快晴。
それもそのはず、今日は11月では珍しい夏日。
夏のような暖かい日差しを浴びながら向かったのは「洋食 小春軒」。
どうしてもあの唯一無二の小春軒特製かつ丼が食べたくて歩いたのに臨時休業。
あー、終わったなと、、
しかし、人形町には美味しいお店が他にもたくさんあることを知っている。とんかつの気分だったのでとんかつで探したが、「ビストロ周」のハンバーグも捨て難い。
切り替えて、ビストロ周に向かっている途中にどこからか「いらっしゃい」という元気な声と、「ジュージュー」とお肉が焼ける音に呼ばれたような気がして足が止まる。
視線の先には「鉄板焼きレストラン 「仁」」と書かれた赤色の看板と走り書きで書かれた「お客様感謝デー」の文字が。
これは何かの運命だと思い、踵を返し「鉄板焼きレストラン 「仁」」に入店。
聞き覚えのある「いらっしゃい」という元気な声と店員さんの笑顔でお出迎え。この時点でこの直感は間違いなかったんだと確信する。
カウンターに案内していただき、注文したのは店前の看板に書かれていた鉄板焼きサーロインステーキ。
カウンターからだとシェフ達の手際の良さを見ることができる。これを見ながら食べると料理が何倍にも美味しくなる。
注文してからすぐにセットのサラダとスープが運ばれ、その後を追うようにサーロインステーキ、ご飯、漬物の到着。
サーロインステーキは、思ったよりも少なかったというのが正直な感想なのだが、びっくりするくらいお肉が柔らかく、なんといっても、香草バターソースが美味すぎる。
スープで身体を温めたら、香草バターソースをたっぷりつけたサーロインステーキを新米にバウンドしていただく。そして、香草バターソースがついた新米を一口、美味すぎる。
ステーキ、ご飯、スープを三角食べしながら、合間に付け合わせのにんじんやもやし、漬物を食べる。これも美味すぎる。
あまりの食べやすさに10分足らずで完食して一息つくと、なんとオレンジシャーベットが運ばれてきた。こういう当たり前に気が利くところが老舗のいいところ。
オレンジシャーベットでお口直しをしたら、元気にごちそうさまでしたと伝えて、現金で1,000円を支払いお店を出る。
コストパフォーマンスはもちろんのこと、接客と雰囲気が素晴らしすぎる。このお店は定期的に通いたいなと思う。
コーヒー
お次は、コーヒー。
食後はコーヒーが欲しくなる。
そして、人形町にはおしゃれなカフェやとにかく美味しいコーヒーを提供する喫茶店が多い。
鉄板焼きレストラン 「仁」から3分くらいのところにある「喫茶去 快生軒」へ。
しかし、残念ながらこちらもお休み。
おそらく~軒とつくお店に2連敗したのは人生で初だし、これからもないだろうと思い、向かったのは「かふぇ あっぷる」。
友人と待ち合わせしていたので、「待ち合わせで、もう一人は30分くらい遅れそうですが大丈夫ですか?」と聞いたところ、快く「もちろんです。4人掛けのテーブルにお座りください」と案内していただけた。申し訳なさと感謝で胸がいっぱいになった。
ここは夫婦2人で切り盛りしており、こじんまりとしていながらも内装やカップのセンスがたまらなく素晴らしい。
そして、もちろんコーヒーと手作りのデザートも美味しい。
私は、ストロングブレンドを注文し、村上春樹氏の「遠い太鼓」を読みながら、ストロングブレンドを待ち、ストロングブレンドを味わう。
ストロングブレンドは、香ばしい苦味と深いコクがあるため、食後や眠たくなってきた午後に飲むのが最適。
そして、遠い太鼓は、何も考えたくない時に読むのが最適。しかし、遠い太鼓を読むと海外生活が懐かしく感じる。小説でも短編でもエッセイでもやっぱり村上春樹氏の小説はウイスキーとコーヒーと相性が良い。
本を読むペースが上がってきたところで、友人の到着。私はお人好しなので読書をやめ、自分なりに感じたおすすめを友人に説明する。
友人は、マイルドブレンドとミルクレープのセットを注文していた。何層にもなったミルクレープは美しく、クリームブリュレの表面のように炙ってパリパリになった1枚目が甘くて香ばしくて最高に美味しかった。(一口いただいた感想)
1時間が経過したところで楽天ペイで支払いを済ませお店を出る。
このお店の滞在可能時間は1時間半。
何度も言うが私のポリシーはお店のルールに従うこと。利用時間を守ることでより多くの人に来てもらい、売上が上がる。売上が上がるとお店は長続きする。(本当ならもう少し早くお店を出るべきだったのはわかっています)
サウナ
お次は、本日のメインディッシュ、サウナ。
「かふぇ あっぷる」から15分ほど歩くと「サウナ ととけん」と書かれた看板が見えてきた。
ここ、「ととけん日本橋浜町」は、「HOUYHNHNM」というwebマガジンを運営する会社がランニング×サウナというコンセプトで2023年9月30日にオープンしたフイナムランニングクラブが作る新しいスタイルのランニングステーション。(カタカナガオオスギル)
ランニング好きな人たちが作った施設なので、ランニング前に立ち寄ってロッカーを借りて着替えて、ランニングをして汗をかいたら、サウナに入ってリフレッシュして、自慢のビールバーで喉を潤すという最高の流れができている。
しかし、本日ランニング目的でない私は無難にサウナのみの1時間一本勝負。
受付で利用用途と時間を伝え、
お金を支払い、
バンドとタオルを受け取り、
エレベーターを使って4階に上がる。
脱衣所は、清潔感がありロッカーがたくさん並んでいる。服を脱いだら階段で5階の浴室へ。
浴室は、洗い場、お風呂、水風呂2種類、サウナ、休憩スペースがあり、狭いなりの工夫がされていて申し分はない。むしろ1時間という限られた時間の中ではこのくらいコンパクトの方がむしろいいのではないだろうか?
身体と頭を洗い、お風呂で身体を温めたら、いざサウナ室へ。
サウナ室は、12人ほど入ることができ想像以上に広くてびっくりした。さらに、サウナストーブはMETOS様のikiストーブ。この収容人数に対してのikiストーブは明らかにオーバースペックで贅沢。ikiストーブの特徴は大量のロウリュが可能であること。
このサウナの室温は95℃くらいなのだが、20分に一度約20秒間に渡り大量のオートロウリュが執行される。顔が焼けるくらい熱い。しかし、この熱さがクセになる。このロウリュに耐えることができれば、ランナーズハイならぬサウナーズハイに誰もが突入するだろう。
オーバースペックに感謝です。
ここだけの話、METOS製のサウナを入れるのはものすごくお金がかかります。なぜなら、基本的にはサウナストーブだけを購入することはできないから。METOSの方針として、サウナストーブを入れる際は、サウナの内装も任せることが義務付けられていることが多い。
なので、METOS製のサウナを入れている施設は資金力があるということの裏返しでもあるので、ぜひストーブにも注目していただきたい。
サウナストーブだけを入れてくれる会社もあるので、よければ相談に乗りますよ、、
話を戻す。
熱々のサウナでしっかりと蒸されたら、目の前の水風呂へ。水風呂は2種類あり、1人用の小さな水風呂はシングル。6人用の水風呂は16℃くらい。この広さで水風呂の温度を2つ用意できるのは本当にすごい。
水風呂に約2分間浸かり熱った身体を冷ましたら、外気浴スペースへ。
とても東京にいるとは思えないくらい落ち着いた空間でととのいの世界へ。
これを2セット行い、サウナを出る。
いつもはここで終わりなのだが、たまたま見つけた「af-liquor」で南アフリカのワイン3種類を試飲し、店員さんおすすめの赤ワインを購入して本日は終了。
感想は一言。
人形町、今日で1番好きな街になったかもしれない。
それにしても今日も素敵なお店を見つけることができた。
次はどの街にしようかな~
本日使ったお金
・日替わりランチ 1,000円
・ストロングブレンド 1,050円
・サウナ 1,540円
・ワイン 1,270円
・ワイン試飲 800円
合計 5,660円
紹介したお店
・鉄板焼きレストラン 「仁」
・かふぇ あっぷる
・ととけん日本橋浜町
・af-liquor
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表紙はこんな感じ
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