【第3回】コーヒー×サウナ×とんかつ=勝利の方程式
どうも、グルメライター兼サウナマニアのだいちです。
サウナが大好きで日本全国300以上のサウナ施設を訪れてきた。
そんな本日巡る街は、西武池袋線沿い。
本日はお昼過ぎから始めてみよう。
14時過ぎに西武池袋線東長崎駅に到着。
コーヒー
東長崎駅から徒歩1分のところに東長崎の陽キャラを集めたような眩しい場所がある。
その場所こそ、「MIA MIA」。
オープンして間もない時から通い、気がつけば電車を乗り継いでわざわざこのお店まで来ていることが多々ある。
なぜなら、ここには店主のヴォーンさんを中心として笑顔や元気などのポジティブが集まっているからである。
友人や恋人と行っても楽しいし、1人で行っても楽しい。ヴォーンさんがお客さん同士を繋げ、そのお客さんがまた別のお客さんを繋げるという不思議なリレーが展開される。
正直なところ、このフレンドリー過ぎる雰囲気が苦手な人もいる。
雰囲気が良いだけではなく、コーヒーも美味しい。日本各地の名店や有名な焙煎士から集めたブレンドや高品質なシングルオリジンを提供する。
「茶亭 羽當」や「岩野 響」をご存知だろうか?
「茶亭 羽當」は、渋谷にある珈琲界の重鎮で、
「岩野 響」は、おそらく日本で史上最年少の焙煎士である。
そんな聞いただけでワクワクするようなコーヒーをいただけるのである。
ここではだいたい2杯飲む。
コーヒーとNice Latte。(IceとNiceを掛けているのがポイント)
コーヒーはその日の気分によってブレンドを飲む時もあれば、シングルオリジンを飲む時もある。どれを飲んでも味は抜群。
このお店のことを詳しく書こうとすると長くなるので、東京に住んでいる人は一度行ってみてほしい。
サウナ
お次は、サウナ。
MIA MIAから歩くこと約20分、銭湯のシンボルマークである煙突が見えてきた。
煙突をボケーっと見ているうちに「五色湯」に到着。
2022年4月にリニューアルした銭湯サウナで、
サウナ設計のレジェンドである今井健太郎氏が手がけた施設である。
サウナ業界では、「今井健太郎建築設計事務所で作られた施設=間違いない」という常識があるくらいである。
いつも混雑しており、特に週末は整理券を持って待つくらいの人気施設だが、本日は運良く数分で案内してもらうことができた。
待っている間に横浜vsヤクルトの試合が流れていた。記憶が正しければ6回表ノーアウト満塁で打席に立ったヤクルトのピッチャーライアン小川がバッター顔負けのスイングでセンターへボールを綺麗に弾き返す。
センターの桑原が果敢にダイビングキャッチを試みたが、虚しくも数cm及ばず、走者一掃のタイムリースリーベースとなりスコアは6:0。勝負は決まったようだ。
次は私たちに順番が回ってきた。
靴箱の横の券売機でチケットを購入し、
受付でチケットと鍵を預け、サウナキーと鍵を受け取りいざ脱衣所へ。
脱衣所の天井は高く、ロッカーも広く、全体的に明るくて清潔感もあって言うことなし。巡回が徹底されているのだろう。
浴室は落ち着いた色のタイルと明治時代にタイムスリップしたかのようなステンドグラス。ステンドグラスから溢れる光がなんか好き。
頭と身体をよく洗ったら、デパ地下で試食するかのように複数種類のお風呂を少しずつ試して身体をほどほどに温める。
J字のサウナキーをうまく引っ掛けてサウナ室へ。
サウナ室は長方形に広く、2段。
銭湯ではお馴染みのガスストーブの上には、香りと湿度調整のためのやかんが鎮座。
確かこれって十条湯から始まったような、、
温度は100℃を超え、かなり熱い。
特にストーブの前はその何倍も熱い。
しっかりと身体を温めたら、水流とバイブラがセットになった水風呂へ。
温度は15℃。
銭湯の水風呂としては何の申し分もない完璧な設定。
火照った身体を冷ましたら、水を拭いて外気浴へ。
ととのいイスもあれば、インフィニティーチェアまで完備。
これはもはや銭湯サウナの域を超えている。
これを3セット繰り返し、銭湯を出る。
とんかつ
お次は本日のメインディッシュのとんかつへ。
今の季節は散歩をすべき。
特にサウナ後は、缶ビールを片手に。
缶ビールを片手に約20分歩き、「とん太」に到着。
ここは言うまでもなく、東京を代表するとんかつの名店。
食べログの百名店に留まらず、ミシュランガイドのビブグルマンにも掲載されている。
お昼ではないため、30分ほどで入店できた。
少し遅い時間ということもあり、上ロースかつ定食と上ヒレかつ定食は売切れ。
仕方なく、特ロースかつ定食と特ヒレかつを注文し、2人でシェアすることにした。
仕方なく「特」を注文したのだが、メニューを見ると「特」にして正解だったことに気がつく。
なぜなら、「特」には、ただの新香ではなく「上」新香が付き、ただの味噌汁ではなく、味噌汁/豚汁/しじみ汁の3種類から選べるのである。
特ロースかつ定食と特ヒレかつは、「特」が付くだけあって、特別に美味しかった。
ロースかつは、脂身が甘く、脂身が口の温度で溶けるくらい肉質が良く、
ヒレかつは、唇で噛み切ることができるのではないかと思うくらい柔らかい。
そんな最強のロースかつとヒレかつに塩とレモンをかけたり、自分で擦ったゴマとソースとからしを混ぜた特製ソースをかけたりして、いちいちご飯にバウンドしてから頬張る。
とんかつ如きにと思うかもしれないが、自分はこんなに幸せで良いものか?と疑いたくなるくらい美味しくて幸せだった。
もちろん、「上」新香も豚汁も抜群。
やはり外食するならとんかつか焼肉に限る。
現金で2,500円を支払い、必要以上の笑顔で「ごちそうさまでした」と伝え、お腹を叩きながら店を出る。自分でもお腹を叩いた意味がわからない。
感想は一言。
今日はなんか良い日だった。
美味しいコーヒーを飲んで、素敵な空間でととのって、とんでもなくハイクオリティのとんかつ定食を食べて、改めて何て幸せなんだと。
たくさん歩いたし太ってないはず。
次はどの街にしようかな~
本日使ったお金
・Nice Latte 700円
・Hibiki Iwano 600円
・サウナ 920円(タオル付き)
・特ロースかつ定食 2,500円
・特ヒレかつ定食 2,400円
・ビール 230円
合計 4,900円(定食は2で割ったので2,450円換算)
紹介したお店
グルメアカウント情報
https://note.com/yopparaideska
Instagram情報
雑誌風にアレンジしたやつ(一応おしゃれのつもり)
https://www.instagram.com/sauna.sauna.sauna_/
表紙はこんな感じ
グルメアカウント(実はグルメマニアに大人気)
https://www.instagram.com/yopparaideska/