30過ぎて人生初のデートにいってきた - 2
デートというものはほとんど文化祭である。ある決められたランダムな一日に向けて、昼夜準備に取り組み、そして前日の夜は当日やることに向けて最終確認を行い、当日晴れの舞台では3%ほど残った体力を絞り出しなんとか乗り切り終わる頃には「ああ終わってよかったな」と思うのと同時に花火を見上げて少しばかりのセンチメンタルを感じるような、そんな一大行事である。
世の中の人々はこういった"デート"を重ね重ね、恋といったものを育んでいくのかと思うと私はほとんど気が遠くなる思いがした。
展覧会、カ