ヨガの教えとは、子供の頃の【心】を思い出すこと?
月には、アポロ宇宙船が月に降り立ったときに、設置した反射板が
設置されています。地球から、この反射板に光を当てると地球まで
跳ね返ってきます。
この時、地球から放つ光は、レーザーと呼ばれる一直線に突き進む光線。
普段、太陽の光は、雲や水蒸気などに跳ね返って散乱しています。
この散乱している光を集中させると、エネルギーが高まって、月まで
一直線に放つことが可能になるのです。地球から月まで一直線に伸びる
光って、なんかかっこよくないでしょうか。
実は、
私たちの【心】も同じようなことが言えるのです。
普段、私たちの【心】は、周囲の環境に影響されて、
【心】が散乱してしまいがちです。
この【心】をある対象に意識を向けて、集中を深めて
いくと、すごいエネルギーが発せられるのです。
ヨガでは、これを【ダーラナ】と呼んでいます。
普段、私たちの【心】は、注意散漫で、なかなか集中を
深めることができないことが多いですよね。仕事をして
いても、食事のこと考えたり、逆に、週末の食事を楽しん
でいるのに、翌週の仕事に事を考えて、モヤモヤしてしまったり。。
【心】のもっと奥底にある、自分の本質の存在に気付き、
そこにアプローチすることで、【心】の散乱を取り除く
ことができる。
そして、
集中を深めていくと、とてつもないパワーを生み出すこと
ができる。というのが、ヨガの教えなのです。
子供の頃、
夢中になって取り組んだことってないでしょうか?
例えば、
夢中になって絵を描いたり、時間も忘れて、補助輪
なしの自転車に乗ろうとしたり。。
子供の頃って、
自然に集中力を高めて
すごいパワーを出していたような気がします。
ただ、
大人になっていくと、どうしても【心】の散乱が多くなって
しまいます。。
子供の【心】は、自分自身の本質という存在にに近いような
気がします。
そう考えると、
【ヨガ】の教えは、子供の頃の【心】の状態を思い出すこと
なのかもしれません。