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曲を書く、ということ。
僕の師匠といえば、今回のアルバムのプロデューサー様である西慎嗣さんだけど、西さんの凄いところは、西さん自身が優れた表現者だというところはもちろんだけど、僕のようなペーペーでも同じ表現者として同じ目線で話を聞いてくれるところ。グラミー賞のノミニーなのに、だよ。あり得ないよね、普通。
音楽には演奏技術よりずっと大事なことがあることを常々言っておられるのにも強く共感してる。
ちょっと「オシャレ」な曲なんて今や AI が書ける時代。正直そんなのもう価値はない。
「曲を書くというのは、自分の命を削って自分をさらけ出すこと」と西さんはよく言うけど、全くその通りだと。
僕も作曲というのは、「自分の底の深いところに澱のように溜まった見たくない部分を掬ってきて、陽の光の元に出す作業」だと思ってます。
だから1曲書くと本当にクタクタなる。特に歌詞はそうかな。