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自己紹介(メンバー2 宗寿)
ようこそおいでくださいました。
颯々の宗寿と申します。
メンバーそれぞれが自分の視点で記事を書くこの場で、今回私は自己紹介も含め、茶道を初めたきっかけについてお話したいと思います。
茶道をはじめたのは26歳の時。
仕事をはじめて数年、責任ある職を任され、仕事は充実していました。
でもふと私生活で学ぶ場が欲しくなり、いくつか習い事を併用、その中で今も続いているのが茶道です。
帰り道に見つけた教室の看板をみて、思い切って電話、すぐに体験に伺うことになりました。
体験の日、仕事帰りに伺うと、先生はにこやかな笑顔で迎えてくださいました。
そして
『お腹すいてらっしゃるでしょう。これで少しお腹を満たしてから体験してみましょう』と目の前にポンとお重を置かれたのです。
いきなりのおもてなしにびっくり!恐縮しながらも、ペッコペコのお腹は隠せず、ありがとうございますと蓋をあけておりました。
そこには梅の型でぬかれたご飯と小鉢に盛られたおかずが少しずつ、飾りにお花や葉もあしらわれており、見るも楽しくまるで売り物のよう。
『これは先生が作ってくださったのですか?』とお尋ねすると
『ありあわせで恥ずかしいのだけど。おうちに帰ったらちゃんと食べてくださいね』と。
いやいや、おうちに帰ってもこんな素敵なご飯出てきませんよ?とわたしはこのお弁当のクオリティと先生の心遣いに歓喜。
美味しいお弁当をつまみながら、自己紹介がてら先生とたわいもない会話し、緊張をほぐしてもらい、そのまま茶道体験へ。
挨拶の仕方、帛紗の畳み方など割り稽古(茶道で使う所作を分割して学ぶこと)を少し習い、終いになりました。
その日私は先生からその後の詳しい話もきかず、その場でお稽古に通いたい旨を伝えたのでした。
こう書くと、あれ、それってただ胃袋掴まれただけなんじゃあとお思いの方もいらっしゃられるかと思います。
そう、まさにです笑
そのお弁当、本当に美味しかったんです。
そして、この後通うお稽古で私はずいぶん長い間、このお弁当を食べ続けることになります。
それはまた別の機会にお話するとして。
そんな不純?な動機ではじめた茶道の道に身を置いて16年(長いな。。)こんな私でも続けてこれたのは敬愛する大好きな先生と、そして先生を囲む仲間たちとの出会いです。
実は、私、今お稽古をお休みさせていただいています。
一昨年、娘を出産し、半年位したら復帰するぞ!と意気込んでいたのものの、乳飲み子との生活は想像以上に大変で、それでも自分が自分らしくあるためにそろそろ娘と。。などと思っていたら、このコロナ禍。
自由奔放な娘を連れて長い道のりお稽古場への向かうのは現実的に難しく。。無理をお願いしてお休みさせていただいています。
それでも、立ち振る舞いや所作についてはもちろん、辛い時、嬉しい時、人間関係に悩んだ時、内省について、先生からいただいた言葉を思い出すことは多く、稽古場を離れいてる今でも茶道は日常だと言うことを実感しています。
最近は娘もシャカシャカ(お茶を点てる)を楽しんでおり、公園で野点をしてみたり、娘の昼寝中には自服(自分の点てたお茶を自分で飲むこと)を楽しんでみたり。
そんな実戦話もこちらでつらつらと話していけたらいいなと思います。
なんだかまとまりなくなってしまいましたが
、きちんとした記事はあとの2人にお任せして、(えい!→押し付けてる図)私の回はゆるーり気楽に読んでいただけましたら幸いです。
では今回はこの辺で。
本日はお越しいただきありがとうございました。またお会いできますように。