リハビリや介護ケアで大切なもう一つの視点
こんにちは!さっとんです。
このブログを開いて頂き本当にありがとうございます!
本日は、私が普段のリハビリやケアで大切にしている視点をお伝えしします。
それは患者様の「家族」です!←当たり前やん!と思った方はすいません。
御本人様のパフォーマンスアップをお手伝いすることは、もちろん一番大切ですが御家族へのケアも同じ位重要だと考えています!
私自身が家族の介護をしていたことも影響していることはありますが、実際の生活で患者様を支えていくのは御家族です。(もちろん独居の方もおられます!)
なので御家族へも積極的に声をかけて寄り添うように努めています。
そうすると患者様へのリハビリも、どんな動作や機能回復が今後必要になってくるか見えてくるものがあります。
また、お話を聞くだけで、御家族の介護負担が軽減される可能性もあります。
最近での実体験をお伝えします。
ある患者様のリハビリ目標は「洗身が一人で行えるようになる」でした。
肩がうまく動かず、肩のトレーニングを重点的に行い、自宅でも洗身が行えるようになりました。
そうすると
「家でできるようになったから妻の調子が良くなった!」
「朝、妻の自分への声かけが穏やかになった」と教えて下さいました。今までは入浴時は奥様が常に寄り添って体を洗っていたみたいです。
ご本人様の動作が一つできるだけで、御家族のケアにも繋がることを学びました。
また、ある患者様の御家族は「自宅で排泄がスムーズになったから本人も穏やかになって助かります」と教えて下さいました。
私は体の専門家として、本人様の機能回復のみを意識してしまうことが多くあります。
リハビリをする時間よりも、御家族と過ごす時間の方が普段の生活では圧倒的に多いです!
身体機能を評価しながら、それとプラスして御家族との生活もイメージすることにより、必要なリハビリやケアが見えてくることもあると思います。
「家族との時間を穏やかに過ごせるようリハビリやケアを進めていくこと」
も大切な視点としてお届けしたいです!
本日もお読み頂き本当にありがとうございます!何か参考になると嬉しいです!
高齢者と御家族のパフォーマンスアップをお手伝いしていきます!
PS 御利用者様に頂いた格言をお届けします。