こどもにもどれたら
札幌の中心部、狸小路10丁目にある子ども食堂「ぽんぽこ」に行ってきました。普段は「札幌軒」という老舗のラーメン屋さんなのですが、毎週木曜日の夕方から夜は、子ども食堂としてオープンしています。
今は予約制のテイクアウトカレーもやっていて、一般は400円で買う事が出来ます。先週は唐揚げカレーでした!いもとペペロンチーノ付き。甘すぎず辛すぎないので、きっと子どもと一緒に食べられます。玉ねぎたっぷりのルーでした(^^)
「何か出来る事は」と気になっていたけど、なかなか足を運べませんでした。5年以上前、ニュースで子ども食堂の存在を知ったんです。ちょっとドキドキしながら先週カレーを受け取りに行った時、外で楽しそうにシャボン玉で遊ぶ子どもを見かけました。ボランティアのお兄さんたちと、名前を呼び合いながら笑顔で遊ぶ様子を見て、純粋に「ああこの子が楽しそうで良かった。」という気持ちと、こういう場所はずっと残って欲しいという気持ちが宿りました。
子ども食堂というものが広がり始めたのは、2012年以降。自身、ひとり親家庭で育ってきたので、近くにこういう場所があったら暮らし方が変わったかなと思います。夜も親は居ませんでした。時間があれば何か作ってくれますが、余裕が無い時はお金を預かり、幼い弟と買い物に行って食べさせる生活が数年続きました。「支え」の選択肢が1つ増えるだけで、親も子も、心が少し温まると思います。
まずは知って欲しい。
そして、頼って欲しいです。
カレーを受け取った後、勝手な気持ちですが、余っていた折り紙とポストカードをボランティアの方に渡してきました。いつか誰かに何かを伝えたいと思い付いた時、手に取って使ってくれたらいいな。いや、落書きでも飾るでもいいのか。使い方は自由ですよね^_^
美味しかった。ごちそうさまでした!
北海道には120以上の子ども食堂があります。リンク、貼っておきますね。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kms/ibasho/map-r1.pdf
状況が許せば、今年中に子育てボランティアの講習会に参加する予定です(^^)