シブサワコウ 0から1を創造する力
**8/22 7:17**
本日から読み始めた書籍で、ゲームゲノムの特集がきっかけでシブサワコウさんの本を手に取りました。『信長の野望』は少しだけプレイしたことがありますが、経営ゲームとしての側面を意識したことはありませんでした。経営の観点が入っているとは驚きです。再び『信長の野望』をプレイしてみようか、悩んでいます(笑)。
**8/23 8:28**
お父さんの事業がうまくいかず、それを再興するために奮闘するシブサワさんのパートを読みました。彼がこんな人生を歩んでいたとは知らず、さらに興味が湧いてきました。特に、家族に支えられて奮闘したエピソードには共感を覚えます。今、自分にも大切な家族がいて事業を続けられていることに、改めて感謝の気持ちを伝えたくなりました。
**8/24 7:24**
シブサワさんの人生を変えたパソコンとの出会いを読むと、技術の特異点に対するキャッチアップの重要性を再認識しました。今で言えば、AIがどのように使えるかを模索する経験がそれに近いのではないでしょうか。もし彼が計算ソフトの経験を持っていなかったら、アイデアがあってもゲームソフトを作ることはできなかったかもしれません。シブサワさんは無意識のうちに準備を進めていたのだと感じます。事業や方針転換は重要な意思決定ですが、そうした挑戦を支える奥さんの理解と許容力が、新しいことにチャレンジする上でかけがえのないパートナーだと感じました。
**8/25 7:31**
シブサワコウさんのキャッチネームブランド戦略に関する部分を読み、自分にもキャッチコピーやネームを付けるべきかと一瞬考えました。今のところ、それっぽいものはありますが、うまく認知やブランド化ができていないように思います。また、新卒の社員が3年目で新しいゲームを完成させたというエピソードから、何かヒントを得た気がします。改めて、コウエイはビジネスや日常のキャッチアップを通じて、それをゲーム化しているのだと感じました。次のゲームショーにはぜひ行ってみたいです。
**8/25 8:25**
シブサワコウさんが引退した後や、ゲーム業界がIP戦略に注力し始めた2000年代の状況を垣間見ることができました。日本のゲーム産業は、バブル経済をも牽引していたのではないかと、うっすらと感じました。
**8/26 7:05**
IP戦略と合併・買収に関する部分を読んで、ゲーム業界は必然的にIPを創造する業界だと再認識しました。私の業界ではIPが自然に生まれることはなく、それゆえにゲーム業界の凄さを改めて感じました。無双やアトリエシリーズも、ガストやテクモの買収など、親和性の有無がその後の成長や戦略に大きく影響を与えるのだと実感しました。弊社が現在所有している商標なども、大切に育てていきたいと感じました。
**8/26 8:33**
50歳で体調を崩されたエピソードを読み、身体に無理が蓄積することを改めて自覚しました。最前線で活躍し続けたシブサワさんの気持ちを思うと、当時は悔しい思いもされたのだろうと、私自身と重ねて考えてしまいました。次の世代への継承や継続に関するパートが次に待っているので、読むのが楽しみです。
**8/27 8:49**
継承と育成のフェーズに入りました。シブサワさんの「6割以上できたら任せる」という方針や感覚は、今後の参考になるかもしれません。第三者から見て「君には能力がある」と昇進や役職を与えることが、一つの判断軸だと改めて感じました。
**8/28 7:27**
ほぼ最後の章に突入しました。ここでは学びの継続について触れられており、「学びは終わらない、学びは好奇心である」ということが伝わってきました。私の「アソベンチャー」も学びと冒険をコンセプトにしているので、学びの先に冒険があることを表現し続けたいと感じました。また、英語学習についても毎回目標設定を立てるものの、持続や継続ができていないことに焦りを感じつつ、行動に移せていない現状があります。
**8/28 8:27**
読み終えました。「会社の寿命は30年」という言葉が心に刺さりました。私の場合、創業して20年くらいになるので、50代で寿命や老いを感じるかもしれません。もちろん寿命は延びているので一概には言えませんが、20年後の会社の姿を想像してみました。「目先の利益よりも、面白さやワクワク感を追求する」という考え方には同意します。今取り組んでいるアソベンチャープロジェクトはメインの事業ではありませんが、自分のアイデアをそのまま形にできる喜びや挑戦する楽しさがあるからこそ続けているのだと改めて感じました。シブサワコウさんの奥様が書籍を出しているなら、ぜひ読んでみたいです。また、最後の方でドラッカーの本に触れられていたので、久しぶりにドラッカーの本を読んでみるのも良いかもしれないと、新しい本との出会いを模索中です。