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事業承継について(ニッチな業界で社長になるチャンス)

38日目

私は着物(和服)を着るのが好きだ。

きっかけは亡くなった祖父がよく着ていた着物を譲り受けてたまに着ている。

着物と社長の関係性の説明前に着物業界について解説する。

着物業界は2000年は7,000億円→2019年は2,500億円ほどになっている。
20年で半分以下の市場に低迷している。

考察するに、着物業界は1990年代から高級着物の販売が主だった。

若い人にとって着物は高級なものとなり、購買層だったお金のある中高年は高級着物を購入することもなくなり、着物市場が縮小していったのだと思う。

意外と着物業界はバイク業界と似ている。
バイク、着物≒趣味というものであり、普段使いの人もいるが大抵は趣味の範囲で楽しいんでいる。
過去のバイク業界は高級、高機能の販売路線となっており、着物と同じ路線を辿っていた。現在のバイク業界は2010年代に発売された初心者向けの川崎の250㏄バイク(維持費安い)を皮切りに初心者でも使えるバイクが流行っており、敷居の低い趣味となった。

後発で着物業界は現在、中古着物の販売に力を入れているように見える。
経済産業省も日本文化が衰退しないように初心者向けに市場を作るために頑張っているに思う。


さて、ここから着物と社長について説明する。

着物、日本文化、それに準ずるもの業界は経済産業省(日の丸旗本)が目をかけている業界であり、伝統文化保存という名目で協力が得られやすいものである。

実際に地方テレビでは事業承継している若者にフォーカスが当てられて、十分目立つ要素はある。

ニッチな業界であればあるほど、市場と客数が少なくなるが、競合他社も限られて、高齢者の比率が高い。
若い人がくれば歓迎ムードとなり、周りからの協力が得られやすく、事業承継を行うことは容易である。

ようは、ニッチな業界に身を置くことでマイノリティとして商売がしやすくなる。

少し、僕が考えた"高齢の職人を感動させて、事業承継する"方法をお教えします。

・市役所(または地元有力者)の人と仲良くなり、職人を紹介してもらう。
・事業継承資金500~1,000万円用意。
・その業界に関する知識、自分でみよう見まねで作った作品を見せる。
・住み込みで技術を教えてもらう覚悟を見せる。

要約するとスポ根漫画みたいなプレゼンさえすれば、仲良くなれる。

技術習得はとてつもなく大変なことだが、技術を習得して、自分の作品さえ作ってしまえば、SNS、ホームページ、NOTE.COM、YOUTUBEを使って自分の作品を紹介すればよい。
地方テレビ局にも売り出して、協力を得られれば良い。


さらに売り上げが伸びれば、生産部門は職人に任せて自分は営業を担当して社長業に専念すればよい。
有名になれば、弟子入りしたい人も増えてくるので、従業員の問題はない。

事業を大きくしたくない、社長(職人)の事業承継して、事業を大きくすれば簡単に社長となれます。


自分で起業してみたい人はニッチで跡継ぎがいない業界を目指してはいかがでしょうか。


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