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「秘密の宝箱」

何、何か話をしてほしいん?
じゃあ撮っておきの話をおにいちゃんがしてあげよう。
たしかあれは、俺が4、5歳くらいの時だった。
友達のたっちゃんの家に宝箱があるって噂があった。
でもたっちゃんは
『え?うちに宝箱なんて無いよ?』
ていってた。でも俺は諦めなかった。それで俺は、たっちゃんと一緒に
家の庭を汗だくになっても探した。でも全然宝箱は見つからない。
『あれはもう、噂だよ。協力ありがとう。』
『ごめんね、もう帰りなさい。』
たっちゃんと後ろで見ていたたっちゃんの親はもう、諦めかけていた。
でも、俺の心には、まだ、炎は灯り続けていた。
『いいえ、見つけるまで帰りません!!』
て、叫んだ。
そして、土を掘ると何かが、
『かんっ!』 
と鳴った。見ると小さな宝箱だった。・・・嬉しすぎる!!
そして、箱を開けると、臭い靴下が入っていた。で、たっちゃんが、
『隠しててごめん。親にばれたらやばいって隠したんだ。』
・・・・・・。
ね、ね?面白かっただろ?
次も話をしてほしい時は呼んでよ!!

おしまい

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