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手元で完結するDXをしたい!現場教育支援アプリ完成までの道のり【後編】

こんにちは。小売業の会社員さつきです。

今回はこちらの後編になります。
前回はアイディアの壁打ちをしてテーマが決まったところでした。
さて、プロダクトは完成したのでしょうか。

Glideでまず作ってみる


店内教育支援アプリを作ることが決まり、中身も大体決まっていたのでGoogleスプレッドシートで項目を入力して、早速Glideでアプリ化しました。
「従業員名」をメインにして教育項目をチェックで穴埋めしていくスタイルがうまくできました。

以前このように業務管理アプリを作成した経験から、スムーズに作業できました。

現場の同僚に見てもらう


出来たものをとりあえず見てもらった感想は
「1時間くらいでできるのがすごい」
「私も職場のPCで作ってみたい」
「シンプルなデザインがいいね!」

とおおむね前向きな意見をいただきました。

ただ、想定外の感想もいただきました。それは、教育主任から
「今のアプリは教育する側の一方的なアプリになっているから、教育される側からの双方向コミュニケーションのとれるアプリになったら良いと思う」
「例えば、理解度テストを付けるとか」
予想していなかった意見に嬉しくなり、すぐに理解度テストを作成しました。

完成品で実際に店舗教育をしてみる


実際にアプリは使えるのか・・・・店舗の従業員にこのアプリを使いながら、店内教育をしてみました。教室形式ではなく、マンツーマンです。
アプリの特徴が、教育項目が整理されていることと、教える内容を入れているので、事前準備が必要ないことが便利でした。
いつもなら、話が行ったり来たりしがちなマンツーマンの研修ですが、アプリの項目通りに教えていけば良いので、10分~15分ぐらいで教え終わってしまいました!

時間が短かったからちゃんと伝わっているのか・・。
そこで理解度テストの出番です。どうしても覚えてほしい重要事項をクイズ形式でテストにしたので、わからなかったり、間違えながらも覚えていくプロセスを経ることができました。

初めての業務改善アプリ開発を終えて


このアプリは当初「教育する側」を支援するアプリとして開発し始めましたが「教育される側」にもメリットがたくさんあるアプリだと実感しました。
当初思っていたのと違う結果になったのが自分でも面白いですし、使いながら改善点を自分で即直せることが醍醐味だなと感じます。

今回、デジタルツール開発の勉強を始めて2か月でここまでの業務改善アプリができたこと、振り返ってみて自分でも驚きです。

作りながら改善、フィードバックで改善、人に頼むよりまず自分で手を動かして作ってみる、そんなことを学んだ気がしました。

このマインドを大事に、これからも自己研鑽していきます!

さつき


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