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強み/伝えること

みなさん、こんにちは!

今日は、娘の登校日でした。
たった2時間ですが、私の心は、ほっとしています。
娘との時間が大事と言いつつも、一人の時間を嬉しく思ってしまいます。

そんな自分に罪悪感を感じますが、しかし、「ママ、ママ」と四六時中連呼されている毎日は結構ツライ。

この静けさは、安らぎ以外の何物でもないです。ごめんなさい。


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さて、今日は、私の強みである「伝えること」についてお話ししたいと思います。

伝えること

自分の思い、自分の事業を伝えてみるものの、それは、一体どの程度、伝えたい相手に伝わっているのでしょうか。

一番伝わりやすい伝え方というのは、数値です。

たとえば、消しゴムが100円だったとする。
「この消しゴムは、100円です。」
これは、誰にでも、ほぼ間違いなく伝わりますよね?

消しゴムが100円だと伝えているのに、500円と理解する人はほぼいないと思います。

では、続いてこの消しゴムの良さを、言葉で表してみましょう。

「この消しゴムは、良く消える消しゴムです。」
この「よく消える」という部分の「よく」は、どの程度「よく」消えるのか、それは、人それぞれの感覚にゆだねられることになりますね。

受け手の感覚によって、「よく消える」の程度が異なります。

では、この「よく消える」を、さらに伝えるためのワードとはなんでしょうか?この消しゴムの本質とは何か、それを網羅できる表現とは、何が適切でしょうか。


現在、世界中には77億人の人間がいます。77億人につたわる、表現とは?
消しゴムは100円です。は、77億人に伝わりますね。翻訳もさほど難しくなく、グーグル翻訳でも見当違いの結果にならないと思います。

ただ、「消しゴムは100円です」は、伝えたいことではありませんし、この消しゴムの本質ではありません。

本質をどのように伝えるべきでしょうか。

まず、あなたは、伝える前に、相手を知る必要があります。
 そして、相手の信頼を得て、初めて伝わるのです。

77億人・・・を知ってその相手に信頼してもらうなんて・・・難しすぎる!と思いましたか?


そうですよね。
あなたが大企業の方でなければ、ターゲットを絞ってください。
冷静に考えて見てください。
あなたに、77億人を受け止めるキャパはないはずです。

ちなみに、誰もがご存じの消しゴムブランドMONOのページを掲載しておきます。


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ところで、もっと身近な環境での伝えることについても、書きたいと思います。

身近な環境での伝えることについて

例えば、人に何かを伝えようと思ったとき、「こんなことを言ったら拒否されるかも!」「浅はかな人間と思われるんじゃないか」「自分勝手なやつだと言われるんじゃないか!」「嫌われる!!」など思い、色々悩んで、言葉を見つけられなくて、伝えるのが面倒になることってありますよね。

しかし、自分の考えは、言葉にしなければ伝えることはできません。

「空気を読んで!」とか「以心伝心」とか「テレパシー」(?)で伝わるだろう、と思う人がいるかもしれませんが、大声でいいます。


通じません。


さらに、いつも一緒にいるんだから、毎日見てるんだから「わかって当たり前」「言わなくてもわかるでしょ?」「知ってて当然!!」なんて思っていませんか?

これくらいならわかっているだろうと思い込んで、話してしまうと、さっぱりうまくいきません。

丁寧な言葉を選んで、タイミングを見計らって、ゆっくり時間を使って・・・なんて考えていたら、もうコミュニケーションするのやめちゃおう!って気分になってきますね。めんどくさすぎる!!!

さらに、恐ろしいことに相手は、そんな風に色々考えているあなたの気持ちに全く気づかないんです。

あなたは、「なんで察してくれないのだろう」と、イライラが頂点に達してしまいますね。


でも、これは溜め込んではいけないヤツです。こういう不満やイライラした気持ちが積み重なると、突如、今までの不満が爆発する日がきます。そうすると、感情的に伝えることになってしまい、支離滅裂で自分も相手も最悪な気持ちになり、ギクシャクすることになります。

「自分の気持ちを率直に表現する」のは大切なことなんです。

そのためにやることは、今、あなたがどんな気持ちかをあなた自身できちんと理解すること。


そして、伝えたい相手が、理解できる言葉を選んでお話ししてください。抽象的で、曖昧で、しかも、上から偉そうに発言するのは控えてください。

たとえば、「これくらいちゃんとしてほしいです」と言ったとします。「ちゃんと」って何でしょうか?あなた基準の「ちゃんと」が何であるか、論理的に言えないと、解決はしません。だって、あなたと相手の「ちゃんと」の基準は異なるからです。


遠回しな表現もご法度です。相手は、うん、うんって相槌を打っているかもしれませんが、大概、理解できずに聞き流しています。お気をつけください。

話すときは、自分自身を主語にしてください。あなたががどう思っているのかの話をするのですから、自分自身が主語です。決して、相手を主語にして話さないように。

例:「あなたは、なぜ、これをやらないのですか?」ではなくて、「私は、この日までにしてもらいたかったのです。なぜなら、クライアントともその期日で握っています。間に合わないときは、連絡してほしかったです。」と言います。「社会人として、遅れるのなら、連絡するのが当たり前やろ?」みたいな発言は、言いたくなると思いますが、ぐっとこらえてほしいと思います。

そのほか私は、誰かに何かを伝えるときに気を付けているのは、早口で話さないようにすること、かと言って、すごく遅く話すこともしません。(適度なスピードを心掛ける)あとは、強い口調で話さない。声の大きさもその場に合った適切な音量で。(威圧感も弱々しさも出さない)


もごもご小さい声で早口で話されたりすると、もう・・聞き取りにくくて、イライラしますよね?だから、滑舌よく普通の音量と速度で、相手にわかる言葉を使って話をします。あとは、言いっぱなしではなく、相手の意見も聞きましょう。


否定表現より肯定的な表現を使い、感謝の気持ちを伝える。
人に何かを伝える際は、言葉だけでなく、顔の表情、声のトーン、服装、目線合わせなどにも注意してくださいね。

なぜ、私が伝えることができるのか。

さてなぜ私が、こういうことに気を配れるかというと、やっぱり海外でのコミュニケーションで鍛えられたのだと思います。遠まわしな表現をするほど単語が備わってないですし、ストレートに思いを伝えないと何も始まらないし、宗教や文化の違いの中で、曖昧な表現で大きな誤解を生むわけにはいかないのです。

そして、チームで制作してきているからだと思います。いつもチーム内でのコミュニケーションには、細心の注意を払っています。きちんと丁寧に伝えないと、全然違ったものが上がってきますからね(笑)

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最後に。

加速化するオンラインでのコミュニケーションについて

今、皆さん、直接会ってお話しすることができずに、ZOOMなどの会議システムを使って、コミュニケーションをオンラインにシフトして行っていますね。便利でラクチン!と思いがちですが、コミュニケーションの質は低下していると思います。

実は、思ったより、通じていないし、イマイチよくわからなかった・・・みたいなことが起こりうるでしょう。

伝えるためには、より丁寧に物事を整理し論理的(シンプルに)を意識してお話しする必要があります。

今までみたいに、その場のニュアンスで、パパパパっ!とは、伝わりませんよ。


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さつきデザイン事務所(大阪府豊中市)は、パーソナルブランディング・コーポレートブランディングを主たる事業としています。人と企業(事業・商品含む)分析を行い、ビジネスシーンで使える「最強のブランド」を創造し、浸透させるお手伝いをしています。 中小企業のブランディングが、必要な時代です。さつきデザイン事務所では、特に、モノづくり企業、フリーランスの方々を応援しています!http://satsuki.design

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