わぁ!と共感する、何も考えなくていいデザイン
みなさん、こんにちは!
最近、どうしてるの?大丈夫?とご心配の連絡をいただきありがとうございます。娘にも非常に心配されていますが、逆境に強いので何とかなると思います。
先月から始めたブランディングのオンライン説明会も、90分コースにして、本格的に受け付けております。(お申込みはこちらから)子育てと仕事との両立についてのメンタリングは、どうかな。ビジネスになるかわからないけど、子育てと仕事の両立について語れるオンラインサロンがあるといいかもしれないなぁ・・なんて思っています。
新しい出会いに積極的になれないから、オンラインで試行錯誤の日々を送っています。
さて、そんな中で、ふと、初心に返り、そもそも「デザイン」って何なんだろうなぁーと考えてみました。
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「デザイン」というものを突き詰めると、最終着地は「何も考えなくていいもの」。
お客様(デザインを見る人=ターゲット)が何も考えず、「わぁ!」と自然と伝えたかったことが伝わるデザイン。※「わぁ!」=感動や喜びの共感ね。
知りたいことが、知れる。いちいち、頭をひねったり回転させなくても、無意識の状態で、心にぐっと刺さって馴染むような・・・なんか、そういうデザインを、私は「デザイン」と呼びたいです。
ちょっと違うなぁ・・と思うのは、このデザインすごい!って、なんだかグラフィックに気を取られすぎてしまうデザイン。素晴らしいし、そういうの大好きなんだけど、それは、私が思うデザインとはちょっと違う。「何も考えなくていいもの」ではなく、ステキすぎて色々考えちゃうし、どっちかというと、私の解釈では、それはアート。
そういえば先日見た、百貨店のフロア図。
自分がどこにいて、どこに何があるのかよくわからないマップになっていました。ぱっとみて、行きたいと思っている場所と、今、自分のいる場所が、何も考えなくても、わかるデザイン。これが私の思うデザインです。
それが、めっちゃ考えないとわからないような仕上がりになっていたら、誰のためのデザイン?って思います。確かに可愛いテイストで、オシャレで素敵なデザインでした。テクニック的にも優れているけど、でも本来の目的は、「行きたいと思っている場所と、今、自分のいる場所が、何も考えなくても、パッとみたらわかる」ことだったんじゃないのかな?って思います。それが、実現できていて初めてデザインと言えます。
他にはそこらじゅうにある、イベントのチラシ。
いつ、どこで、何が開催されるのか。知りたいことが、考えなくてもわかるデザイン。そして、行きたいな!って思うようなデザイン。これが私の思うデザインです。
それが、色彩激しくて、確かにインパクトあるかもしれないけど、読みにくいとか、知りたい情報がばらついていて、開催日はわかるけど、何時からなのかがわかりづらいとか。また、場所も簡易的にしか記載がなく、その呼称だけでわかる人はいいんだけど、わからない人は、ターゲット外でいいの?って思います。知りたいことが、考えなくても、知りたい順番に並んでて、自然に目に入ってくる。そういうチラシを見ると「考え抜かれたステキなデザインね」と言えます。
他には、ウェブデザイン。
なぜ、サイトをつくるのか、何のために、誰のために。そういう部分をツメにつめると、サイトに来られたユーザー(ターゲット)が、何も考えなくても知りたいことが知れるサイトになるはずです。
でも、情報の整理がなされていなかったり、やたらめったらパララックス(動くやつ)使ったり、迷路みたいなサイトは、世の中に多々あります。知識がなくてそうなっていることもあれば、あえてそうしているサイトもありますね。私は、どちらにせよ、それはデザインとして、どうなのかな?と疑問を持ってしまいます。
私が思うよいデザインとは
そのデザインを見た人がわぁ!と共感してくれて、知りたいことがぱっとわかるデザインです。私たち制作側は必死に考えて作りますが、それを見る人は「何も考えなくてもいい」デザインであるべきだと、思います。
つねに、そういう着地を心掛けて、これからも作り続けることができたらよいなぁと思います。
それでは、また。ごきげんよう。
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さつきデザイン事務所(大阪府豊中市)は、パーソナルブランディング・コーポレートブランディングを主たる事業としています。人と企業(事業・商品含む)分析を行い、ビジネスシーンで使える「最強のブランド」を創造し、浸透させるお手伝いをしています。 中小企業のブランディングが、必要な時代です。さつきデザイン事務所では、特に、モノづくり企業、フリーランスの方々を応援しています!http://satsuki.design
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