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認知症の方から学ぶこと

「1歳の息子がウインナーばっかり食べて野菜を食べないんです💦」

ふと何気なく認知症の方の前で会話の流れで話しました。

すると、、、


「それはスゴいことよ。美味しいもの、そうでもないものが分かって選べてるんだから。
スゴいスゴい♫」


そっか〜そうだよな〜と感心し、

「そうですよね〜。教えて頂けて有難いです〜」と返しました。

あまり認知症の方の関わってない方はイメージつきにくいかもしれませんが、認知症の方から学ぶことって本当に多いんです!

どの方もほとんどが人生の先輩!
山あり谷あり人生を駆け抜けて来た人だちばかりです。

今、認知症という病気にかかり最近の物事が分かりにくくなっていますが、
昔の思い出や本人にとって印象に残っていること、経験したこと、頑張ったことは覚えています!

今まであまり喋らなかった方が1つのきっかけで急に饒舌に喋り始めます。

私は今まで多くの認知症の方と関わってきましたが、皆さん1つや2つ、その人の人生にとってのトリガーポイントが必ずあります!!

それを見つけ、コミュニケーションに取り入れながら少しでもモチベーションを上げてリハビリに取り組んで頂くことが慢性期病院PTの必要なスキルだなと感じます。

ちなみに最初に書いた方のコミュニケーションのポイントとしては子育て・実母・バレーだと思っています✨

この方は実母に大切に育ててもらったことにとても感謝されており、
自分が好き嫌いなく食べられることも、好きなバレーが長く続けられたことも、全てお母様の育て方のお話に繋がって話されます。

歩行訓練の時も
「足が痛くないのは体が丈夫なおかげ」
「バレーさせてくれたおかげ」
なんだかとっても素敵なお人柄ですよね✨

自分も感謝の気持ち忘れないようにしなきゃな
モノの捉え方考え方一つで世界が変わるな
学ぶべきことは多いですね💦

リハビリって最低20分、長かったら1時間(もっと長く取れますが慢性期病院はこれくらいです)個別でリハビリを行います。
なので結構コミュニケーションスキルが必要な職種なのです。
できる事ならリハビリへのモチベーションも上げて頂きたい。

新人の頃はここでつまずいてました😅
言葉悪いですがクソ真面目リハビリやったって効果出ません笑
なので患者さんとトラブルになってしまったことも数知れず😖

今では天気の話1つで話を展開しながら本人の興味のある事ない事のスクリーニングはできます!


この話はまた別の機会に書きたいと思います。


ここまで読んで下さりありがとうございました!!

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