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タイ植物療法60時間の記録公開&報告会のお知らせ
タイの伝統医学は中医学とアユールヴェーダの両方の影響を受け、民俗信仰と仏教儀礼が結びつき、いろんな要素が入り組んでいてとても面白いのです。アユールヴェーダと中医学、両方に興味ある人にとっては、その中間の形から、両者の成り立ちと融合の形が見えてくるに違いありません。
タナカの木をすり鉢で擦り、日焼け止めクリームを作る。焼き明礬を作り、檳榔の実をすりつぶし、ココナツオイルで煎じる。卵と謎の薬草でアイマスク、レトロ丸薬機で胃薬のカプセルをつくる。赤貝を炭で燻して石臼で挽き、血のようなペーストをお腹に塗る。外用の胃薬だそう。英語でblood clamって言うだけあって、練ると血の色になる。
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10日間ひたすらレメディー作り続けた60時間の記録をYoutubeにてダイジェストで動画にまとめてみました。
他にも、薬草や発酵、植物民族の知恵を動画でお伝えしています。チャンネル登録していただくと、通知が届きますので、ぜひ、ご登録をよろしくお願いいたします!!(あともうちょっとで目標の1000人に届きます。何卒よろしくお願いします〜〜!)
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今回の薬草留学のオーガナイザーは台湾人で、中華圏の華僑向けのプログラムでした。現場では、タイ語と英語と中国語と広東語が飛び交います。そんな環境の中、アユールヴェーダと中医学の間に位置付けられるタイ医学を、中国語で学ぶことはとても意義があることだな、と感じました。
例えば、川芎はszechwan lovage、白芷はwild angelicaで、中国語では日本と一緒だが、英語で聞くと、なんのことかしっくりこない。arthralgiaは中国語では「関節痛」、diuresisは「利尿作用」で、これまた病名も、英語より中国語名で言ってもらった方がダイレクトに理解できてありがたかったです。
作ったもの(一例)
🌿ハーブボール
🌿日焼け止めクリーム
🌿アイマスク
🌿レトロ丸薬機で胃薬のカプセル
🌿湿布
🌿消化促進ハーバルドリンク
🌿タイ式薬膳料理
🌿ハーバルサウナ
🌿儀式用の供物
🌿フェイシャルパック
🌿外用胃薬
などなど。
タイ式植物療法とお茶会のお知らせ(オンライン&会場)
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日時:3月19日(日)
14:00~15:00 里山文庫会場お茶会
19:00~20:00 オンライン
(オンラインは1ヶ月以内でしたらお好きな時にご視聴いただけます)
内容:
タイ薬草留学お話を聞きながら、実際にレメディーを作ったり味わったり。
オンラインの方には材料を郵送します。
・北タイにおけるタイ伝統医学のお話
・レメディーの紹介
・お茶会
参加費
5000円(オンライン、会場共通)
オンラインの場合は、1回分の薬草茶を郵送します
詳細イベントページはこちら
peatixイベントページ
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![民族植物と食の実験室 | 里山文庫@奈良](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45961749/profile_00dd4553959dbdfb0cafd3267b0ba3ff.jpg?width=600&crop=1:1,smart)