台本「ありふれた愛、ありふれた世界」　（目次）

何故、障害のある子どもが世に生まれてくるのでしょうか。神様は何故、わざわざ健常児と障害児を創造するのでしょうか。僕の息子はダウン症として生まれてきました。息子が１８歳になったときに執筆したものです。僕らは生まれてくる子どもを「健常児」と「障害児」に区別し、障害児が生まれることを怖れ、絶望し、排除したいとさえ願います。この作品では僕の家族に障害児がいたことがどういう意味を持っているのか。マイノリティとは何かを考えてみました。ライトでファンタジーな作品です。優しい気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。