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最近飲んだナチュラルワイン-63(同居人再登場編)
私は東東京は日本橋の浜町というところに3歳年上の同居人という人と住んでいるのですが、彼は洗濯を回しては干すのを忘れて回し直してまた忘れるというのを繰り返し、結局4・5回目でやっと干すに至るんですよね。どうせなら服が擦り切れて糸くずになるまで洗濯しちまえこの野郎と思います。それか自分ごと洗濯機の中ぶち込んで洗濯したら、忘れずに一回で干せるんじゃね?
・スペイン、カナリア諸島
・エンビナーテ
・タガナン・ビアンコ2019/色々混ぜ混ぜ
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カナリア諸島のブレンド白を。マセレーションは軽くかかってるみたいです。色んな品種混ぜ混ぜで複雑な構造ですが、還元気味でミネラリーな殻をぶち破った先には綺麗な酸と花の蜜の楽園が。
抜群です。出色の出来栄え。マスターピース。
ワインの感想が簡潔にまとまったので、同居人の話でもしますか。彼とはもう少しで4年一緒に住むことになるのですが、その4年をもって解散となります。
彼が登場する記事はいくつかありますが、代表的なものの一つがこちらです!
髪型、眼鏡、指先。彼の全てが愛おしいです。
・イタリア、ラツィオ州
・セーテ
・フリーキー2020/オットネーゼ50%、マルヴァジア・デル・ラツィオ20%、 サンジョヴェーゼ20%、チリエジョーロ5%、モスカート・ビアンコ5% →つまり白も赤も色々混ぜ混ぜなロゼ
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同居人の部屋で撮影したのでちょっと周囲が五月蝿いです。カンティヨンの瓶に花差してるのをお洒落だと思ってるの、痛いですね。
最初は可憐なラズベリージュースなんだけど、飲んでいるうちに(1時間も経たない内)味が変化していきました。梅ジュースというか、そっち系の旨みが出てきて、アイデンティティの葛藤を感じられた一杯。
旨味の出てきた後半も美味しかったから「最初からそれでいいじゃん!」と背中を押してあげたい。ラズベリーの段階も激ウマだから迷うところではありますが。でも、この子が本当にありたい姿は後半の梅旨み系な気もする。色々混ぜてるしボトル差もあったりするかもですが…。
そして抜栓2日目に豆ってなかったのが驚き!開けて1時間で劇的に変化したからもう翌日は無理だと諦めていただけに、喜びもひとしお。
・イタリア、フリウリ
・ダリオ・プリンチッチ
・ヤーコット2017/トカイ・フリウラーノ
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プリンチッチのヤーコットの2017。
幡ヶ谷の肉と麦さんにて。
美味いだろうなと思って本当に美味いし、なんならやっぱり想像をちょっと超えてきて美味い。
色々飲んできた夜の締めの一杯にふさわしい貫禄です。
プリンチッチといえば、同居人と開催した去年のイベントでも出したのが良い思い出です。東東京の本所吾妻橋にあるレンタルスペースでタコスとワインのイベントをやって、6,000人くらい来てくれました。嘘です40人くらいです。
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我々が一緒に住み始めイベントを開催するに至った経緯や、いつまで経っても持てない敬意について書いてあるので、お時間ある時に読んでみてください〜。さて、幡ヶ谷出勤の佐藤のまかないは今夜も近所のタコス屋のタコスです〜携帯壊れて写真アップできないの悲しいです〜さようなら〜。