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買ってよかったもの「男の料理編」 Best3

料理は、ほとんどしなかった。学生時代と一人暮らしをしていた時期に、すこしまねごとをする程度だった。ところが、コロナ禍により自宅で過ごす時間が増えたため、自炊の回数が桁違いに増えた。すこしでも自炊を楽しもうと考え、いくつか調理器具を購入した。

今回は「普段、料理をしなかった私」が、今年買ってよかったものベスト3を紹介してみたいと思う。自炊なんてめんどうくさい、と考えている男性諸氏の参考にしていただければ幸い。

その1 ピーラー(皮むき器)で下ごしらえを短縮

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料理は「下ごしらえ」で決まる。と、思う。とくに料理が苦手な人や、慣れていない人は、下ごしらえをしっかりしておくと、だいぶ楽になると思う。勝負は戦う前に決まっているのである。

とりわけ「野菜の皮むき」には、ピーラーがおすすめである。写真のピーラーは、100円前後で購入したのだが【Made in TSUBAME】のブランドにふさわしい切れ味で、使いやすくとても重宝している。

「野菜の皮むきは包丁に限る」というポリシーがあるのでなければ、一度ピーラーを試してみると、よろしいかと思う。だいぶ時間が短縮されるし、ざくざくと皮をむいているとプロの料理人になったような気分、になれる。かもしれない。

その2 ホットサンドメーカーで、料理気分を高めよう

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パンはおいしい。そのままバターをつけて焼くだけでも、十分にごちそうである。しかし、すこし変化をつけてバリエーションも楽しみたい。そこでおすすめするのがホットサンドメーカーである。

正直なところ「ホットサンドメーカーを買っても、数回しか使わないで飽きてしまうのでは・・・」と思っていた。ところが実際に使ってみると、思っていたよりも使用回数が多いことに気が付いた。

ただ「パンに具材を挟んで、プレスして焼くだけ」なのだが、意外と「料理をしている気分」になれるからではないか、と自己分析している。ホットサンドの基本的な具材だけではなく、あれとかそれとか昨晩の残り物とか「実験的に」試してみるのも楽しい。失敗を恐れずに、いろいろ試してみよう。

その3 圧力鍋に「びびって」は、いけない

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「圧力鍋」この言葉に料理上級者の響きを感じるのは、私だけだろうか? とりあえず「使いにくそう」だし「失敗したら大変なことになりそう」という勝手なイメージがあり、自分には関係のない調理器具だと思っていた。正直「びびって」いたのである。

私たち人間は「試しもせずに、想像だけで躊躇している」ことが、想像以上に多いと思う。絶叫系のアトラクションは、待っている時間が「いちばん怖い」のと同様に、想像して躊躇している時間があたらしい可能性を狭めているのではないか?と、自己啓発書のようなことを書いてしまったが、私にとって「圧力鍋」は「自分には使いこなせない =不要」と思い込んでいたアイテムのひとつだった。

ところが実際に使ってみると「怖いことは、なにもない」のである。むしろ、時間は短縮できるし、いい塩梅で熱が通るし、料理の幅も広がる。「ローストビーフでも作っておくかな」と、今まで手を伸ばしたことがなかった「肉のかたまり」も購入してしまったりする。

圧力鍋は、今回紹介した器材の中では値が張るので、おいそれと手を伸ばしにくいと思うし、なによりも大きくて重いので、使い勝手はおせじにも良いとはいえない。私のように狭いキッチンで料理をしてる場合は「よっこらせ」と、圧力鍋を使う度に周辺を整理して置かなければならない。しかし、そのようなマイナス点を考慮しても、私個人としては「お値段以上の価値」があったと感じている。

その他

料理といえば「盛り付け」も重要である。私のような素人料理でも、料理にあわせた器に盛り付けると、それなりに気品が増してくるものである。ここ数年、民藝に興味があったこともあり、いくつか新しい器も購入して楽しんでいる。

自宅待機の時間は、行動の範囲が狭くなるので窮屈に感じることも多い。旅が趣味の人間にとっては、なおさらである。それでも、料理を楽しむことで、時間を有意義に活用できたような気がするし、これからも少しずつ気を配っていきたいと思う次第であります。

参考

今回購入したT-falの圧力鍋はこちら。セレクターを切り替えると通常の鍋としても使えます。参考までに。


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